報道資料
令和8年2月3日
周波数割当計画の一部を変更する告示案等に係る意見募集の結果及び電波監理審議会からの答申
−920MHz帯アクティブ系小電力無線システムの宇宙利用に係る制度整備−
総務省は、920MHz帯アクティブ系小電力無線システムの無線局のうち、送信電力20mW以下の特定小電力無線局(※)の宇宙利用を可能とするための周波数割当計画の一部を変更する告示案等について、令和7年12月20日(土)から令和8年1月23日(金)までの間、意見募集を行ったところ、計4件の意見の提出がありましたので、提出された意見及びそれらに対する総務省の考え方を公表します。
また、意見募集の結果を踏まえた上で、周波数割当計画の一部を変更する告示案について、本日、電波監理審議会(会長:笹瀬 巌 慶應義塾大学名誉教授)に諮問したところ、原案を適当とする旨の答申を受けました。
総務省は、今後、意見募集の結果及び電波監理審議会からの答申を踏まえ、速やかに周波数割当計画の一部の変更を行う予定です。
(※)免許を要しない無線局であり、主に、センサーネットワーク、スマートメーター、遠隔モニタリングなど、長距離かつ低消費電力運用が求められるような用途で広く活用されている。
1 背景・概要
近年、低軌道衛星の普及や受信設備の性能向上等を背景に、地上で運用される920MHz帯の特定小電力無線局から送信される電波(宇宙空間に届いている微かな電波)を人工衛星で受信することが技術的に可能になりつつあり、この仕組みを積極的に通信に利用することで広範かつ効率的な地上エリアのセンシングを実現したいとのニーズが高まっています。
「デジタルビジネス拡大に向けた電波政策懇談会」の報告書(令和6年8月30日公表)においては、こうした声を受けて、制度整備の検討などを進めることが適当である旨の提言がなされ、また、「規制改革実施計画」(令和7年6月13日閣議決定)においては、技術的な検討を進め、令和7年度中に所要の措置を講ずる旨の政府としての基本的な対応の方向性が示されています。
このような背景から、総務省は、920MHz帯アクティブ系小電力無線システムの特定小電力無線局(免許不要局)の電波の宇宙での受信を認めることについて検討し、令和7年10月、情報通信審議会情報通信技術分科会に対して、「本件は、地上の端末が従来の利用形態のまま、宇宙空間に伝わる電波を人工衛星で受信するものであり、他の無線システム(他国を含む。)に新たな影響を及ぼすものではなく、無線通信規則(RR)の規定に従い、当該周波数帯における移動衛星業務(地球から宇宙)について、追加的に国内分配することが可能」との報告を行いました。
これらを受け、所要の制度整備を行うため、周波数割当計画の一部を変更する告示を定めようとするものです。
2 意見募集の結果
提出された意見及び意見に対する総務省の考え方は、
別紙
のとおりです。
3 電波監理審議会からの答申
意見募集の結果を踏まえ、周波数割当計画の一部を変更する告示案について、本日(2月3日(火))、電波監理審議会に諮問したところ、原案を適当とする旨の答申を受けました。
4 今後の予定
総務省は、意見募集の結果及び電波監理審議会からの答申を踏まえ、速やかに周波数割当計画の一部の変更を行う予定です。
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