報道資料
平成27年11月30日
国際電気通信連合(ITU) 2015年世界無線通信会議(WRC-15)の結果
平成27年(2015年)11月2日から11月27日までの間、スイス(ジュネーブ)において、国際電気通信連合(ITU)2015年世界無線通信会議(WRC-15)が開催されました。ついては、主な会合結果について以下のとおり発表いたします。
1 会合概要
- (1) 日時:平成27年11月2日〜11月27日
- (2) 場所:スイス(ジュネーブ)
- (3) 目的:「国際的な周波数分配」について各国間での調整を目的として開催。
- (4) 参加者:162カ国から約3,800名が参加。我が国からは、総務省・民間事業者・研究機関などから約80名が参加。
2 主な審議結果
- (1) IMT(International Mobile Telecommunications)への周波数帯の追加特定
- (2) 衛星を活用した無人航空機システム導入のための周波数分配
- (3) 協定世界時(うるう秒調整)の見直し
- (4) 自動運転の実用化を加速する79GHz帯レーダーへの周波数分配
- (5) グローバルフライトトラッキング(人工衛星を利用した「民間航空機追跡システム」)の導入
- (6) 次回WRC-19の主要議題
- 「5G導入に向けた国際周波数分配」
- 「275GHz以上の周波数帯への能動業務の導入」
- 「ITS用周波数の世界的調和」
- 「ワイヤレス電力伝送(WPT)に利用される周波数関連事項と規制」
なお、会合の結果概要については、別紙のとおり。
<関係報道資料>
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