報道資料
平成24年11月28日
次世代高速無線LANの導入のための技術的条件
−情報通信審議会からの一部答申−
総務省は、本日、情報通信審議会(会長代理:坂内 正夫 国立情報学研究所 所長)から、平成14年9月30日付け情報通信技術分科会諮問第2009号「小電力の無線システムの高度化に必要な技術的条件」のうち「次世代高速無線LANの導入のための技術的条件」について一部答申を受けました。
1 背景
近年の無線LANの普及はめざましく、生活をより快適にしている一方で、無線LANに対する期待は、「伝送速度にかかわらず、つながれば便利」から「高速でつながる」や「家中どこでもつながる」に変化しています。また、無線LANの国際的な標準化活動においても、より高速なIEEE802.11ac規格(802.11n規格の5GHz帯での更なる高速化)の制定に向けた検討が進められています。
このような動向等を踏まえ、1Gbpsの伝送速度を目標とする5GHz帯における次世代高速無線LAN(802.11ac準拠)の導入に向け、情報通信審議会情報通信技術分科会移動通信システム委員会(主査:安藤 真 東京工業大学大学院 教授)において、次世代高速無線LANの導入のための技術的条件について審議が進められてきたところ、本日、その審議の結果として答申を受けました。
2 答申の概要
本答申の概要は、
別紙
のとおりです。
3 今後の予定
総務省では、本答申を踏まえ、次世代高速無線LANについて、関係規定の整備を速やかに行う予定です。
4 関係報道資料
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