報道資料
平成26年12月10日
無線設備規則及び特定無線設備の技術基準適合証明等に関する規則の各一部を改正する省令案に係る電波監理審議会からの答申及び意見募集の結果
−60MHz帯デジタル同報系防災行政無線における4値FSK変調方式及びQPSK変調方式の導入等−
総務省は、本日、60MHz帯デジタル同報系防災行政無線の変調方式において、4値FSK方式及びQPSK方式を導入するため、無線設備規則及び特定無線設備の技術基準適合証明等に関する規則の各一部を改正する省令案について、電波監理審議会(会長:前田 忠昭 東京瓦斯株式会社 顧問)に諮問し、原案のとおりとすることが適当である旨の答申を受けました。
また、今回の諮問に先立ち当該改正案について意見募集を実施したところ、1件の意見の提出がありましたので、提出された意見及びそれに対する総務省の考え方を併せて公表します。
1 改正の背景・概要
総務省は、情報通信審議会から平成26年9月19日に「60MHz帯デジタル同報系防災行政無線の低廉化」について、防災行政無線のデジタル方式への移行促進に向けた技術的条件に係る一部答申を受けたところです。
これを踏まえ、60MHz帯デジタル同報系防災行政無線の変調方式において、低廉化に資する4値FSK方式及びQPSK方式を導入するため、必要な関係規定の整備を行うものです。
併せてテレメーター用固定局について、今後、導入が見込まれる無線設備を利用可能とするため、必要な関係規定の一部改正を行うものです。
2 答申及び意見募集の結果
(1) 本日、電波監理審議会から、無線設備規則及び特定無線設備の技術基準適合証明等に関する規則の一部を改正する省令案について、原案のとおり改正することが適当である旨の答申を受けました。
(2) 平成26年10月21日から同年11月19日までの間実施した、本件に係る省令の一部改正案についての意見募集において提出された意見及びそれに対する総務省の考え方は
別紙
のとおりです。
3 今後の予定
電波監理審議会の答申及び意見募集の結果を踏まえ、速やかに制度整備を行う予定です。
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