報道資料
平成28年12月9日
総合通信基盤局電波部基幹・衛星移動通信課重要無線室
公共ブロードバンド移動通信システムの高度化に関する技術的条件
−情報通信審議会への諮問−
総務省は、本日、「公共ブロードバンド移動通信システムの高度化に関する技術的条件」について、情報通信審議会(会長:内山田 竹志 トヨタ自動車株式会社取締役会長)へ諮問しました。
諮問理由等は以下のとおりです。
1 諮問の理由
公共ブロードバンド移動通信システムは、災害等の現場において公共機関が機動的かつ確実な映像伝送を実現するため、地上テレビジョン放送のデジタル化により空き周波数帯となったVHF帯の一部(200MHz帯)に導入されたシステムであり、主に陸上での対向による映像伝送に利用されています。 一方、災害等の現場では、対向による伝送が困難な様々な地勢においても被災地の状況を多段中継により災害対策本部へ伝送するといった運用や、船上で撮影した映像を関係機関に伝送するなどの海上での運用ニーズが高まっています。 このようなニーズに対応するため、公共ブロードバンド移動通信システムの多段中継伝送及び海上利用のための高度化に関する技術的条件について諮問を行いました。なお、参考資料は
別紙のとおりです。
2 答申を希望する事項
公共ブロードバンド移動通信システムの高度化に関する技術的条件について
3 答申を希望する時期
4 今後の予定
答申を受けた際には、速やかに関係規定の整備を行う予定です。
【関係報道資料】
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