報道資料
令和3年1月8日
電波法関係審査基準の一部を改正する訓令案に係る意見募集の結果
−公共ブロードバンド移動通信システムの利用主体及び運用範囲の拡大に係る制度整備−
総務省は、公共ブロードバンド移動通信システム(以下「公共BB」という。)の利用主体及び運用範囲の拡大に係る制度整備を行うため、電波法関係審査基準(平成13年総務省訓令第67号)の一部を改正する訓令案を作成し、令和2年10月15日(木)から同年11月16日(月)までの間、意見募集を行ったところ、3件の意見の提出がありましたので、提出された意見及びそれに対する総務省の考え方を公表します。
1 改正の概要
「電波有効利用成長戦略懇談会」(座長:多賀谷一照 千葉大学名誉教授)の報告書(平成30年8月公表)において、利用が一部の免許人に留まっている公共BBに対しては、可能な限り柔軟性を持たせることで、利用促進を図ることが必要であるとの旨の提言がなされました。
また、「中山間地域における公共BBの有効利用を図るための上空利用に関する調査検討会」(座長:笹森 文仁 信州大学教授)の報告書(令和2年3月公表)において、公共BBの上空利用における有効性と技術的条件の検討結果等がとりまとめられました。
これらを踏まえ、公共BBの利用主体及び運用範囲を拡大することにより、公共BBの利用促進を図るため、電波法関係審査基準の改正を行うものです。
2 意見募集の結果等
提出された御意見及びそれに対する総務省の考え方については
別紙1のとおりであり、それを踏まえ制定した電波法関係審査基準の一部を改正する訓令(令和3年1月8日総務省訓令第1号)は
別紙2のとおりです。
3 資料の入手方法
<関係資料>
・電波法関係審査基準の一部を改正する訓令案に係る意見募集
−公共ブロードバンド移動通信システムの利用主体及び運用範囲の拡大に係る制度整備−
(令和2年10月14日)
・「電波有効利用成長戦略懇談会報告書」及び意見募集の結果の公表(平成30年8月31日)
・公共ブロードバンド移動通信システムを上空で利用するための調査検討を開始(令和元年7月23日 信越総合通信局)
・中山間地域における公共BBの有効利用を図るための上空利用に関する調査検討 報告書
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