総務省は、700/900MHz帯移動通信システムの導入に向けた制度整備の検討に当たっての参考とするため、現時点で参入を希望している方の状況について、本日から本年8月31日(水)までの間、調査を実施します。
1 背景・目的
総務省は、700/900MHz帯における携帯電話用周波数の確保について、平成22年5月から、「グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース」において検討を行い、同年11月に取りまとめた結果を踏まえ、同年12月に「『光の道』構想に関する基本方針」を策定し公表しました。
これを踏まえ、本年6月には電波法の一部を改正する法律(平成23年法律第60号)が公布され、また、電波の利用状況調査の評価、情報通信審議会における技術的条件の検討等を行っているところですが、今後、700/900MHz帯移動通信システムの導入に向けた制度整備の検討に当たり、その参考とするため、本調査を実施するものです。
2 本調査の位置付け
本調査は、700/900MHz帯移動通信システムの実現に向けた制度整備の検討に当たり、その参考とするための基礎的な調査として実施するものです。
本調査への回答はあくまで任意であり、本調査への対応によって実際の申請の可否・内容が拘束されるものではありません。また、本調査に応じていただいたことをもって、参入が認められるものでもありません。
実際の申請については、別途意見募集を経て、開設指針の策定等、所要の制度整備を行った上で受付を行い、法令に基づき審査を行うこととなります。
3 対象者
700/900MHz帯移動通信システムを導入する計画を有する者
4 実施期間
平成23年8月2日(火)から同月31日(水)
※本調査に関する説明会を
別紙1
のとおり開催いたします。
5 調査項目
総務省は、本調査の結果を取りまとめの上、公表するとともに、今後の制度整備の参考とさせていただく予定です。