総務省は、広帯域移動無線アクセスシステムの高度化のための特定基地局の開設指針案等について、平成25年4月13日(土)から同年5月13日(月)までの間、意見募集を行ったところ、13件の意見の提出がありましたので、提出された意見及び当該意見に対する総務省の考え方を併せて公表します。
また、意見募集の結果を踏まえ、当該開設指針案について、本日、電波監理審議会(会長:前田 忠昭 東京瓦斯株式会社顧問)に諮問したところ、原案を適当とする旨の答申を受けました。
1 背景・概要
総務省は、周波数再編アクションプラン(平成24年10月改定版)において、広帯域移動無線アクセスシステム(BWA)の利用に関し2.5GHz帯での周波数帯の拡大を図ることとしており、これまでに情報通信審議会における技術的条件の検討や周波数割当計画等の改正のほか、同周波数帯のニーズを把握するための調査を実施するとともに、同周波数帯の割当ての検討等に資するため、臨時の電波の利用状況調査を実施し、その調査結果及び評価結果を公表してきました。
今般、これらを踏まえ、広帯域移動無線アクセスシステムの高度化のための特定基地局の開設指針を制定し、2,625MHzを超え2,650MHz以下の周波数の割当てを行おうとするものです。
2 意見募集の結果
提出された意見及び当該意見に対する総務省の考え方は、
別紙1
のとおりです。
3 電波監理審議会からの答申
本日、
別紙2
の開設指針案(概要は
別紙3
のとおり。)について電波監理審議会に諮問したところ、原案を適当とする旨の答申を受けました。
4 今後の予定
意見募集の結果及び電波監理審議会の答申を踏まえ、速やかに所要の手続を進めていく予定です。