デジタル特定ラジオマイクの技術的条件に係る無線設備規則の一部を改正する省令案等について、平成25年6月8日(土)から同年7月8日(月)までの間、意見募集をしたところ、1件の意見の提出がありました。
提出された意見等を踏まえ、本日、無線設備規則の一部を改正する省令案について、電波監理審議会(会長:前田 忠昭 東京瓦斯株式会社顧問)に諮問し、原案を適当とする旨の答申を受けました。
1 背景・概要
デジタル特定ラジオマイクは、放送番組制作やコンサート、舞台劇場、イベント会場等において広く利用されています。
しかし、デジタル特定ラジオマイクは、特定ラジオマイクに比べ周波数の利用効率は高いものの、デジタル処理による音声の遅延時間が生じるために、コンサート等の極めて少ない遅延を要求される環境においては利用が進まない状況にあるため、新たな周波数帯への移行に伴い、遅延時間を低減させた低遅延型デジタル特定ラジオマイクの開発が進められてきたところです。
このような背景を踏まえ、デジタル特定ラジオマイクの技術的条件等が情報通信審議会で取りまとめられたことを受け、導入に向けた関係規定の整備を行うものです。
2 意見募集の結果
平成25年6月8日から同年7月8日までの間、意見の募集を行った結果、1件の意見の提出がありました。提出された意見及びそれに対する総務省の考え方は
別紙
のとおりです。
3 電波監理審議会からの答申
本日、無線設備規則の一部を改正する省令案について電波監理審議会に諮問し、原案を適当とする旨の答申を受けました。
4 今後の予定
提出された意見及び電波監理審議会の答申を踏まえ、省令等の整備を速やかに行う予定です。
【報道関係資料】