報道資料
令和7年1月10日
電波法施行規則等の一部を改正する省令案等に対する意見募集の結果及び電波監理審議会からの答申
−433MHz帯タイヤ空気圧モニタ及びリモートキーレスエントリの導入に係る制度整備−
総務省は、電波法施行規則(昭和25年電波監理委員会規則第14号)等の一部を改正する省令案等について、令和6年11月16日(土)から同年12月16日(月)までの間、意見募集を行いました。その結果、5件の意見の提出がありましたので、提出された意見及びそれらの意見に対する総務省の考え方を公表します。
また、意見募集の結果を踏まえた上で、当該省令案等及び周波数割当計画(令和6年総務省告示第402号)の一部を変更する告示案について、電波監理審議会(会長:笹瀬 巌 慶應義塾大学名誉教授)に諮問し、本日、原案の内容により改正することが適当である旨の答申を受けました。
総務省は、今後、意見募集の結果及び電波監理審議会からの答申を踏まえ、速やかに関係規定の整備を行う予定です。
1 概要
タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS: Tire Pressure Monitoring System)及びリモートキーレスエントリ(RKE: Remote Keyless Entry)は、我が国においては、平成19年に、315MHz帯を使用し、免許を要しない無線局(特定小電力無線局)として導入されています。一方、国際的には433MHz帯を使用した同システムの普及が進み、433MHz帯がTPMS及びRKEにおける世界標準周波数となっています。
国際的な周波数協調を見据え、国内においても新たな周波数の利用が求められていることから、情報通信審議会(会長:遠藤 信博 日本電気株式会社特別顧問)における検討を経て令和6年11月、「433MHz帯タイヤ空気圧モニタ及びリモートキーレスエントリに係る技術的条件」について、同審議会から一部答申を受けました。
これを受けて、当該システムを導入するために必要な制度整備を行うため、電波法施行規則等の一部を改正する省令案について、令和6年11月16日(土)から同年12月16日(月)までの間、意見募集を行いました。
改正の概要は
別紙1![PDF](/main_content/000000011.gif)
のとおりです。
2 意見募集の結果
提出された意見及び当該意見に対する総務省の考え方は、
別紙2![PDF](/main_content/000000011.gif)
のとおりです。
3 電波監理審議会からの答申
意見募集の結果を踏まえ、電波法施行規則等の一部を改正する省令案等及び周波数割当計画の一部を変更する告示案のうち電波法(昭和25年法律第131号)に基づく諮問事項について、電波監理審議会に諮問したところ、本日、原案の内容により改正することが適当である旨の答申を受けました。
4 今後の予定
総務省は、電波監理審議会からの答申及び意見募集の結果を踏まえ、速やかに関係規定の整備を行う予定です。
【関係報道発表】
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