報道資料
平成27年7月3日
「各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器へ及ぼす影響を防止するための指針」の改訂案に対する意見募集
総務省では、平成12年度から毎年度、電波の植込み型医療機器等への影響に関する調査を実施し、その結果に基づき、「各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器へ及ぼす影響を防止するための指針」(以下「指針」という。)を取りまとめています。(
参考資料1
)
今般、植込み型神経刺激装置等及び装着型医療機器を対象とした調査を行い、その結果に基づき、指針の改訂案を取りまとめました。この改訂案について、平成27年7月3日(金)から平成27年8月3日(月)までの間、意見を募集します。
1 経緯
総務省において、植込み型神経刺激装置等(*1)及び装着型医療機器(*2)を対象に、携帯電話端末(*3)から発射される電波による影響に関する調査(別紙1
)を行いました。その結果に基づき、生体電磁環境に関する検討会(*4)における検討(別紙2
)を経て、指針の改訂案を取りまとめたものです。
- (*1)脳深部刺激装置、脊髄刺激装置、仙骨神経刺激装置、迷走神経刺激装置、植込み型輸液ポンプ及び植込み型心電用データレコーダ
- (*2)補助人工心臓駆動装置、ポータブルインスリン用輸液ポンプ及び携帯型輸液ポンプ
- (*3) W-CDMA方式(800MHz、1.5GHz、1.7GHz、2GHz)
- (*4)電波による人体や医療機器等への影響の防止に関する検討会。(座長:大久保千代次(一財)電気安全環境研究所 電磁界情報センター所長)
2 意見公募要領
3 今後の予定
意見募集の結果等を踏まえ、指針を改訂し公表する予定です。
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