総務省は、関東総合通信局及び一般財団法人マルチメディア振興センターとの共催により、平成28年2月1日(月)に、「Lアラートシンポジウム in 埼玉」を開催します。
本シンポジウムは、東日本大震災の発生及びLアラートのサービス開始から5年目を迎えるに当たり、様々な立場からLアラートの利用や普及に第一線で取り組んでいる関係者の方々にご出席をいただき、災害情報配信の重要性を改めて確認するとともに、Lアラートによる災害情報配信のより一層のレベルアップに向けた課題や期待について、講演とパネルディスカッションを行うものです。
我が国では近年、大規模災害が多発しており、これらの大規模災害による被害を防ぐため、迅速かつ正確な災害情報配信の重要性がますます高まってきています。
「Lアラート」は、地方公共団体等が発する災害情報を集約し、テレビ、ラジオ、携帯電話、ネット等の多様なメディアを通じて一括配信するシステムとして、平成23年6月より「公共情報コモンズ」の名で運用が開始されました。同年3月には東日本大震災が発生し、東北地方を中心に未曾有の被害がもたらされた中での開始でした。
その後、平成26年8月に、国民により分かりやすい新たな名称として「Lアラート」に改称され、現在では33の都道府県で運用が開始、ライフラインの情報発信も開始されるなど、「Lアラート」は災害情報配信に欠くことのできないツールとなっています。
本シンポジウムは、ますます大きな広がりを見せる「Lアラート」による災害情報配信のより一層のレベルアップに向けた課題や「Lアラート」に期待される役割について検討を深め、その周知を図ることを目的として開催するものです。
<参考資料>