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報道資料

平成29年7月7日

平成29年度予算「情報通信技術利活用事業費補助金(地域IoT実装推進事業)」に係る採択候補の決定

 総務省は、「ICTスマートシティ整備推進事業」のうち、これまでの実証等を通じて創出されたICT/IoTの利活用による成功モデルの普及展開を図るため、地域の先導的な取組を推進する情報通信技術利活用事業費補助金(地域IoT実装推進事業)に係る提案について、外部有識者の評価を踏まえて採択候補を決定しましたので、お知らせします。

1.事業の概要

 総務省では、「地域IoT実装推進ロードマップ」の実現に寄与すること等を目的として、これまでの実証等の取組を通じて創出されたICT/IoTの利活用による成功モデルの普及展開を図るため、地域の先導的な取組を推進する優れた実装事業について、以下のいずれかの要件を満たす事業を平成29年4月3日(月)から同年5月26日(金)まで公募しました。
 

<要件1>

                                
地域IoT実装推進タスクフォースにおいて策定されたロードマップの「分野別モデル」の優れた実装事業。
       

<要件2>

要件1のほか、地域への実装を推進する観点から、本事業において取り組むことが適当と認められる先進事例・成果事例の実装事業。
(例)公的機関又は民間団体による表彰等を受けた事例
 

2.決定の内容

 公募の結果、計39件の申請がありました。別紙1PDFの外部評価委員による評価結果を踏まえ、以下の17件を採択候補として決定しました。各事業の概要は別紙2PDFのとおりです。
 
  申請団体 事業名
1 岐阜県郡上市 小規模校のハンディキャップをIoT技術により乗り越えるグローカル人材の育成
2 岐阜県白川町 遠隔地の距離的・時間的な制約を克服するICT活用推進事業
3 熊本県 自治体防災情報管理システムのクラウド連携と運用に関する事業
4 熊本県嘉島町 自治体防災情報管理システムのクラウド連携と運用に関する事業
5 熊本県西原村 自治体防災情報管理システムのクラウド連携と運用に関する事業
6 福岡県糸島市 平常時においても利活用可能なIoT×G空間地域防災システムの構築事業
7 佐賀県多久市 IoTとG空間情報を融合した多久市G空間地域防災システムの構築事業
8 北海道奥尻町 奥尻町におけるICT漁業を利活用したリソース・シェアリング実装事業
9 福井県小浜市 「鯖、復活」養殖効率化プロジェクト
10 秋田県湯沢市 水田総合管理システム整備事業
11 千葉県いすみ市 農業情報を活用した技術継承プラットフォーム事業
12 高知県本山町 水田センサを活用した水稲の高品質安定生産とブランド力の維持・向上
13 株式会社NTTドコモ 水田センサ応用による農地の塩害被害最小化に向けた実証
14 シタテル株式会社 ICTによる衣服生産のプラットフォーム
15 群馬県安中市 観光クラウドの横展開によるニューツーリズム振興基盤整備
16 鳥取県境港市 観光クラウドを活用した外国人旅行者の周遊促進事業
17 特定非営利活動法人価値創造プラットフォーム 官民協働による九州の地域資源観光シェアリング化事業

3.関連報道等資料

・地域IoT実装推進タスクフォース
    http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/chiiki_iot/index.html
 
・地域IoT実装推進ロードマップ(改定)
 https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000142.html
 
・平成29年度予算「情報通信技術利活用事業費補助金(地域IoT実装推進事業)」に係る提案の公募
  https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02ryutsu06_04000123.html


 
連絡先
総務省 情報流通行政局 地域通信振興課
担当:森本課長補佐、佐藤係長、中野官
電話:03−5253−5758(直通)
FAX:03−5253−5759
E-mail: ict-model-project_atmark_ml.soumu.go.jp
※迷惑メール対策のため、「@」を「_atmark_」と表示しております。
送信の際には、「@」に変更してください。
 

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