報道資料

　総務省は、「デジタル田園都市国家構想」の実現に向けて、地方公共団体などによるデジタル技術を活用した地域課題解決の取組に対して、「地域デジタル基盤活用推進事業」を通じて総合的な支援を実施しています。
　この事業の一環として実施する、地域課題の解決に資する新しいソリューションアイデアの実用化に向けた社会実証（実証事業）について、地方公共団体や企業・団体などを対象に広く提案を募集しています。

　令和5年6月21日（水）から同年7月12日（水）まで実施した二次公募において合計32件の提案があったところ、外部有識者で構成する評価会による評価結果を踏まえて、以下の6件を採択案件として決定しました。

事業名	代表機関	主たる実施地域
可搬型ローカル5Gを活用したNEXTi−Construction導入促進に向けたサービス検証	株式会社長大	埼玉県ふじみ野市
デジタルツイン活用を見据えた雪害対策等の実用化に向けた社会実証	加賀市デジタルツイン基盤協議会	石川県加賀市
Wi−Fi　HaLowを活用した中・小企業の脱炭素化経営支援に係る実証事業	PwCコンサルティング合同会社	静岡県沼津市、御前崎市
ローカル5Gを活用した湾内におけるブリ養殖給餌業務完全無人化に向けた自動操船について	株式会社ZTV	三重県尾鷲市
遭難者捜索における捜索隊の効率的かつ安全な捜索活動支援	シャープ株式会社	奈良県天川村、天理市
徳島市における南海トラフ地震の影響を受けにくい映像情報伝送システムの実証	株式会社サーベイ	徳島県徳島市

※　採択案件の概要は、準備が整い次第、総務省ホームページに掲載予定です。
https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictriyou/digital_kiban/index.html
 

○地域デジタル基盤活用推進事業（実証事業）一次公募の結果及び二次公募の開始 　　　https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000356.html