2025年10月20日は、国連が設けた5年に1度の「世界統計の日」です。公的統計への理解を深めるための啓発活動を世界中で行うこととされており、2010年の制定以来、2025年は4回目となります。総務省では、本年、2025年の「世界統計の日」に係る活動として以下に取り組んでいます。
(1) 学校への出前講座
国連アジア太平洋統計研修所(SIAP:千葉市幕張)の協力を得つつ、全国を対象に出前講座を実施中です。中高生、大学生等を対象に公的統計を身近に感じてもらうべく、誰一人取り残さないSDGsと統計に関連する各種講演活動を行っています(北海道、千葉、新潟、岐阜、大阪、奈良、香川、福岡で実施済)。
10月以降も随時実施してまいります。
(2) 国連の専門家会合の招致(11月6〜7日、北九州市)
また、11月には、国連統計委員会の下に置かれているSDGグローバル指標に関する専門家会合が、日本で初めて、北九州市にて開催予定です(北九州市による歓迎挨拶を含め、北九州市の持続可能な開発に関する取組に関し、若年層を含め様々なイベントを企画)。
(3) 世界統計の日フォーラム2025(12月4日、台東区浅草)
2025年10月20日 世界統計の日 ロゴマーク(国連提供)
「質の高い統計とデータですべての人に変化を」
日本国政府は、2025年世界統計の日に賛同します。
(参考)これまでの「世界統計の日」のテーマ
2010年:Service, professionalism, integrity :Celebrating the many achievements of official statistics
サービス、専門性、完全性:公的統計の多大なる実績を祝賀して
2015年:Better data. Better lives.
よりよいデータ よりよい生活
2020年:Connecting the world with data we can trust
信頼できるデータが世界をつなぐ
2025年:Driving change with quality statistics and data for everyone
質の高い統計とデータですべての人に変化を
(参考)用語解説「世界統計の日」
2010年6月、国連総会において、2010年10月20日を「世界統計の日」とすることが決議され、これにより世界共通の統計の日が初めて設けられました。公的統計への理解を深めるための啓発活動を世界中で行うこととされており、我が国を含め世界各国は、公的統計の重要性をアピールする催しを実施しました。これに続いて2015年6月の国連総会では、次回の「世界統計の日」を2015年10月とし、さらにその後は5年ごとに10月20日を「世界統計の日」とすることが決議されました。
※(2)(3)については、詳細を追って別途報道発表いたします。
※本件に関する取材については、事前に以下の担当まで御連絡ください。