○ 総務省統計局は、福井県、独立行政法人統計センター等と連携して、総務省統計局及び福井県の統計データをLOD
※形式で提供する「オープンデータモデル事業」を平成27年度に実施しました。
○ 今回、総務省統計局所管の国勢調査や経済センサスなど7統計の一部の統計データについて、LOD形式の統計データ(以下「統計LOD」という。)を作成し、本日から政府統計の総合窓口(e-Stat)で提供を開始しました。
(掲載先) e-Stat 統計LOD:
http://data.e-stat.go.jp
○ 統計LODは、データの属性情報が明確となることに加え、同一又は関連したデータの所在が示されることから、データの検索や比較が容易になります。また、データ形式も同一のため、データ取得後の処理が短時間・的確に実現できます。
○ さらに、今回e-Statで提供する統計LODは、データを構成する要素が約3億個と、世界の各機関で提供しているLODと比べても、トップレベルの情報量となります。
(参考:イタリア国家統計局:約4000万個、アイルランド統計局:約2000万個、 Eurostat:約80万個、DBpedia Japanese:約1億個)
○ 今後は、統計LODの利用者から意見を伺い、課題等を整理・検討した上で、統計LODの充実や利用ガイドの提供等を行う予定です。 こうした取組がオープンデータの利活用を促進し、新ビジネスの創出、公共サービスの向上や地方への企業進出など、地域の社会・経済の活性化につながるものと期待しています。
※LOD(Linked Open Data):誰でも利用可能な全てのデータ同士がリンクしたデータ。
星の多さでオープンデータの公開レベルを示す5スターオープンデータの
考え方で、最上級のデータ形式と位置付けられている。
(別添資料)
別紙
統計LODの特徴
参考1
平成27年4月24日付け報道発表資料(モデル事業の実施)
参考2
平成27年12月15日付け報道発表資料(中間報告)