総務省では、「人工知能には予想もつかないような、これまでにない課題で未来を拓く方々を「発掘」し、破壊的な地球規模の価値創造を生み出すために、大いなる可能性がある奇想天外でアンビシャスな技術課題への挑戦を支援し、異色多様な「挑戦」を地球の隅々まで発信」する「異能vation」に係る業務実施機関を公募します。
第4次産業革命時代に突入し、地球規模の産業構造変革が起きている中、我が国の国際的な競争力と経済成長を維持するため、既存市場等を劇的に変化させる破壊的イノベーションに対する期待はますます大きくなっています。
我が国発の破壊的イノベーションが生まれるためには、まずは、既存の常識から見て「変わった」発想の芽が自然に育つ苗代、異色多様性を受け入れ認める文化、失敗をおそれず果敢に挑戦できる雰囲気等が必要になります。また、生を受けた破壊的イノベーションの芽が大きく成長するために、爆発的な地球規模の発信が力となります。
総務省では、奇想天外でアンビシャスな技術課題に失敗をおそれずに挑戦する人(通称:へんな人)を支援する「異能(Inno)vation」プログラムを平成26年度から実施しています。人工知能でもできる「既知の正解を探し出す力」よりも、「これまでにない(=人工知能には予想もつかない)課題を発見し未来を拓く力」で「何もない0のところに、新たな1を創造する」ようなことに好奇心を持って取り組む方々を「発掘・育成」し、「挑戦」を通じて生まれた我が国発の破壊的イノベーションの芽を地球規模で「情報発信」することを支援する本プログラムの業務実施機関を公募します。
※ なお、今回の公募は、業務実施機関を公募によって選定するためのものであり、技術課題に挑戦する者の公募ではありません。技術課題に挑戦する者の公募は、業務実施機関の決定以降に開始する予定です。
本業務の内容は、別添2「異能vation」業務実施機関公募要領及び別添3「異能vation」業務実施機関業務実施要領を御参照ください。
なお、本公募は、令和2年度予算成立後速やかに業務を開始できるようにするため、予算成立前に募集の手続を行うものです。委託先候補の選定や予算の執行は、令和2年度予算の成立が前提であり、今後、内容等が変更になることがあります。
令和2年度においては、300百万円(一般管理費、消費税及び地方消費税を含む。)を超えない範囲で総務省が相当と認める金額として決定されます。
応募に必要な書類を作成し、担当へ提出してください。詳細は、別添2「異能vation」業務実施機関公募要領を御参照ください。
業務実施機関は、業務実施課題ごとに提出された応募書類及び審査会における発表による審査を通じ、外部有識者による総合的な評価に基づいて選定します。
以下の別添資料については、総務省ホームページ(https://www.soumu.go.jp)の「報道資料」欄に、本日(22日(水))14時を目途に掲載するほか、総務省国際戦略局技術政策課(中央合同庁舎第2号館9階)において閲覧に供するとともに配布します。