令和8年5月29日に開催された「G7デジタル・技術大臣会合」(於:フランス・パリ)及び令和8年6月15日から17日まで開催された「G7サミット」(於:フランス・エビアン)のフォローアップとして開催された本会合では、(1)「AIセキュリティ」及び(2)「デジタル空間における青少年保護」について議論が行われました。
会合に出席した藤井総務大臣は、(1)に関して、
・G7がフロンティアAIモデルについて議論を深めることは非常に重要であること
・国際社会におけるAIガバナンスの共通基盤として機能している広島AIプロセスが新しいリスクや技術の進展に機敏に対応できるように取り組んでいくことが重要であること
・我が国としては、1)他のG7諸国やOECD等とのリスク評価や情報共有等に関する安全性に関する協力、2)フレンズグループを活用したG7の価値観のグローバルな共有、3)同志国やグローバルサウス諸国との「安全、安心で信頼できるAI」エコシステムの共創等を通じて、貢献すること
等を述べました。また、(2)に関して、
・偽・誤情報や誹謗中傷対策をはじめとするオンライン空間における諸課題への対応の一環として、子どもを含む幅広い世代のリテラシー向上対策に取り組んでいること
・引き続き、G7各国と緊密に協力しながら、こどもの権利の擁護と健全な成長の実現に向けて取り組むこと
等を述べました。
議論の結果、(1)に関して、G7及びOECDのデジタル・技術担当大臣及び代表は、
・フロンティアAIモデル提供者がその開発の全段階において講じ得る様々な適切な措置
・フロンティアAIモデルに関連するリスク及び事案の理解、特定及び情報共有について、G7メンバー間で協調し収れんしたアプローチが必要であること
・上記のようなアプローチについて、G7メンバーの国内機関・組織又はその他の関連する国際機関若しくはイニシアティブの作業として、1)各種国際標準化機関、2)OECD AIガバナンス作業部会、3)広島AIプロセス報告枠組みなどを活用すること
・G7の調整を強化するための複数の潜在的な方策について検討し、その中には関連するG7トラック間の調整を円滑化する観点から、専門のハイレベルグループを設置するという選択肢も含まれること
について議論したという内容の議長声明が発出されました。
また、(2)に関して、「青少年のオンラインリスクに関する科学的協力のための国際プラットフォーム」の創設がフランスから提案されました。今後、本プラットフォームの立ち上げに向けて議論が行われる予定です。
【添付文書】
・フロンティアAIモデルのセキュリティに関するG7デジタル・技術大臣会合 議長声明
【原文】
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【仮訳】