報道資料

　令和5年3月18日（土）、松本総務大臣は、日独政府間協議のために来日中のヴィッシング デジタル・交通大臣と総務省において会談し、日独間のデジタル分野における政策課題について、意見交換を行ったところ、概要、結果は以下のとおりです。
 
・多様なサプライヤーによるオープンでセキュアな通信ネットワークの構築や、サイバーセキュリティ確保の観点を含む通信ネットワーク強靱化の重要性について共通認識を確認。
・Beyond 5G（6G）、AI等をはじめとする新興技術について、双方の取組を共有しつつ今後の連携を追求していくことを確認。
・デジタル社会をより安心で安全なものとするために、偽情報対策に関するプラクティスの共有を進めるなど、協力を密にすることを確認。
・こうした重要な取組について、本年4月に開催されるG7群馬高崎デジタル・技術大臣会合など多国間の枠組みにおいて、一層の協力を確認。
 
　今回の会談を踏まえ、日独間で実施をしてきている日独ICT政策対話における議論の深化や、協力の具体化に向けた取組を引き続き進めていきます。
 
※日独ICT政策対話は、ドイツ連邦共和国・連邦デジタル交通省との間で実施をしている次官級の会合であり、1991年に前身の日独定期協議が開始されて以降、30年以上にわたり開催されてきました。ICT分野に関する幅広い議題について、政策動向や研究開発動向、また官民会合の開催を通じた実務の場での課題等を取り扱います。
 
【関連報道資料】
　日独ICT政策対話（第6回）の結果（令和4年3月28日）
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin08_02000130.html