令和6年8月6日(火)、松本総務大臣は、来日中のグエン・マイン・フン・ベトナム情報通信大臣と会談を行うとともに、総務省と情報通信省との間での「情報通信分野における協力に関する覚書」及び「郵便分野における協力に関する覚書」を更新する署名を行いました。
1 覚書署名の経緯
平成22年に署名を行った「情報通信分野における協力に関する覚書」は、これまでに3度更新しています。また、平成27年に署名を行った「郵便分野における協力に関する覚書」は、これまでに2度更新しており、双方の覚書とも、直近は令和2年1月に高市総務大臣(当時)とフン大臣の間で署名されています。
今般、松本総務大臣がフン大臣と会談を行い、情報通信分野、郵便分野において両国間で引き続き協力を推進することで一致したことから、これら覚書を更新するべく、松本総務大臣とフン大臣が署名を行ったものです。
2 覚書の概要
(1) 情報通信分野における協力に関する覚書
協力分野として、従来のサイバーセキュリティ、人材育成等の協力に加え、Open RAN等のオープンで安全な5Gを新たに追加しています。また、従来の協力分野であるインターネット利用環境整備に海賊版対策を例示しています。
(2) 郵便分野における協力に関する覚書
協力分野として、従来の郵便サービスの品質向上、持続可能なユニバーサルサービスの提供、人材育成等の協力に加え、DXのためのソリューション導入を新たに追加しています。
3 今後の方針
総務省としては、更新した両覚書に基づき、情報通信分野及び郵便分野における両国間の協力を一層推進していきます。
(関連する報道発表)