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報道資料

平成22年3月29日

電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(平成21年度第3四半期(12月末))

 総務省では、電気通信事業報告規則(昭和63年郵政省令第46号)の規定による電気通信事業者からの報告等に基づき、平成21年度第3四半期(12月末)の電気通信サービスの契約数及びシェアについて、別紙1PDFのとおり取りまとめましたので公表します※1。
 なお、インターネット接続のうちブロードバンドサービスの都道府県別契約数等については別紙2PDF及び別紙3PDFのとおりです。

主なポイント

1 固定通信

(1) 加入電話(NTT東西加入電話、直収電話、0ABJ−IP電話及びCATV電話)については、NTT東西加入電話の契約数は3,890万(前期比2.2%減)と減少が続く一方、0ABJ−IP電話の契約数は1,366万(前期比6.6%増)と増加が続いています。シェアについては、NTT東西のシェアは83.2%(前期比0.5ポイント減)と減少が続いています。

(2) 0ABJ−IP電話における利用番号数のシェアについては、NTT東西が69.1%(前期比0.5ポイント減)と減少しているのに対し、KDDIが14.4%(前期比0.5ポイント増)と増加しています。050−IP電話における利用番号数のシェアについては、ソフトバンクBBが43.4%(前期比0.6ポイント減)と減少しているのに対し、NTTコミュニケーションズが34.7%(前期比0.4ポイント増)と増加しています。

2 移動体通信

携帯電話・PHSの契約数のシェアについては、NTTドコモが48.2%(前期比0.2ポイント減)、KDDIが27.3%(前期比0.1ポイント減)、ソフトバンクモバイルが18.9%(前期比0.2ポイント増)となり、携帯電話の3社のシェアはおおむね横ばいとなっています。

なお、MVNO契約数については今回から集計を開始し、244.4万加入となっています。

3 インターネット接続

(1) ブロードバンドサービス※2の契約数は3,171万(前期比1.3%増)となりました。

(2) DSLの契約数については、1,013 万(前期比3.5%減)と減少が続いています。シェアについては、シェア1位のソフトバンクBBが38.6%(前期比0.1ポイント増)とおおむね横ばいとなっている一方、NTT東西は34.9(前期比0.3ポイント減)と減少しています。

(3) FTTHの契約数については、1,720 万(前期比4.1%増)と増加が続いており、このうち「戸建て+ビジネス向け」の契約数は1,014万となり1,000万を越えました。FTTHの契約数のシェアについては、NTT東西が74.3%(前期比±0)、電力系事業者が9.2%(前期比0.2ポイント減)、KDDIが7.8%(前期比0.2ポイント増)とおおむね横ばいとなっています。


1 総務省は、平成152003)年度から電気通信事業分野の競争評価を実施しており、その一環として事業者からの情報収集に基づき競争状況に関する四半期データを公表することとしています。

2 ブロードバンドサービス:FTTHアクセスサービス、DSLアクセスサービス、CATVアクセスサービス、FWAアクセスサービス及びBWAアクセスサービスをいいます。

 

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連絡先
(別紙1について)
総合通信基盤局電気通信事業部事業政策課
担当:川久保課長補佐、山下係長、高口主査
電話:03-5253-5947
FAX:03-5253-5838
E-Mail: telecom-review@ml.soumu.go.jp

(別紙2及び別紙3について)
総合通信基盤局電気通信事業部データ通信課
担当:田邊課長補佐、新家係長、齊藤官
電話:03-5253-5854
FAX:03-5253-5855

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