報道資料
平成28年11月18日
「各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器等へ及ぼす影響を防止するための指針」の改訂及び意見募集の結果
総務省では、毎年度、電波の植込み型医療機器等への影響に関する調査を実施し、その結果に基づき、「各種電波利用機器の電波が植込み型医療機器等へ及ぼす影響を防止するための指針」(以下「指針」という。)を取りまとめています。
平成27年度に実施した電波の医療機器等への影響に関する調査の調査結果を踏まえ、指針改訂案について、平成28年9月15日から同年10月20日までの間、意見の募集を行った結果、5件の意見の提出がありました。
今般、提出された意見を踏まえ、指針の改訂を行いましたので、提出された意見に対する総務省の考え方と併せて公表します。
1 経緯
総務省では、安全で安心な電波利用環境の整備・維持のため、平成12年度から毎年度、植込み型医療機器等への電波の影響に関する調査を実施し、その結果に基づき、指針の改訂を行っています。
平成27年度においては、(1)920MHz帯を使用したRFID機器から発射する電波が植込み型心臓ペースメーカ及び植込み型除細動器へ与える影響に関する調査、(2)携帯電話端末が着用型自動除細動器へ与える影響に関する調査を実施しました。
その調査結果を踏まえ、生体電磁環境に関する検討会(*)における検討を受け、指針の改訂案を取りまとめ、同改訂案に対する意見の募集を行いました。
(*)電波による人体や医療機器等への影響の防止に関する検討会(座長:大久保 千代次(一財)電気安全環境研究所 電磁界情報センター所長)
2 意見募集の結果
提出された意見及びそれらに対する総務省の考え方は、
別紙1
のとおりです。
2 指針の改訂
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