報道資料
令和6年6月28日
火山防災対策に関する行政評価・監視
<勧告に対する改善措置状況(1回目のフォローアップ)の概要>
<経緯>
平成26年の御嶽山噴火の教訓等を踏まえ翌27年に活動火山対策特別措置法が改正され、ホテル・ビジターセンター等の登山者等が集まる拠点の施設に対し、利用者の安全確保のための計画作成、訓練実施が義務付けられました。これを受け、総務省では、火山防災対策を一層推進する観点から、国における火山防災対策の推進状況、地方公共団体における火山防災対策の取組状況を調査し、令和4年9月に内閣府に対して勧告しました。
<改善措置状況>
今回、内閣府における改善措置状況をフォローアップしたところ、
① 火山防災協議会の構成機関等が出席した各種会合で、
・総務省の勧告について周知、各地方公共団体等の取組事例を共有
・避難確保計画の役割や火山防災エキスパート制度等の支援について説明
・「集客施設等における噴火時等の避難確保計画作成の手引き」を紹介
② 避難促進施設に関する取組状況調査(内閣府実施)の結果を踏まえ、個別に地方公共団体の取組をフォローアップ
③ 地方公共団体に火山防災訓練の実施検討支援を行い、訓練で得られた成果も活用して企画・運営ガイド及び取組事例集を作成
など、勧告した事項について必要な取組が進められています。
◯ 火山防災対策に関する行政評価・監視
(令和4年9月9日、内閣府に
勧告)
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