報道資料
令和7年3月18日
第4種踏切道の安全確保に関する実態調査
<勧告に対する改善措置状況(2回目のフォローアップ)の概要>
<経緯>
総務省では、遮断機・警報機がない第4種踏切道について、令和元年の踏切事故件数が100か所当たり1.02件と、遮断機を備えた第1種踏切道(同0.59件)の2倍弱の頻度となっていることを踏まえ、第4種踏切道を解消する取組(廃止及び第1種化(遮断機等の整備))の実態を調査し、令和3年11月に国土交通省に対して勧告しました。
<改善措置状況>
今回、国土交通省における改善措置状況をフォローアップしたところ、
① 第4種踏切道の廃止に関する協議が令和4年度には568か所、5年度には591か所について行われ、このうち、それぞれ40か所、19か所が廃止
② 道路法による道路以外の道路にある第4種踏切道の第1種化に関する協議が令和4年度には24か所、5年度には29か所について行われ、このうち、それぞれ2か所、1か所が第1種化
③ 踏切道改良促進法に基づく指定から長期にわたり改良が未実施となっている第4種踏切道14か所全てにおいて、改良に向けた今後の対応方針について検討が行われ、このうち1か所では、改良に向けた工事を令和10年度に着工できるよう鉄道事業者や道路管理者の間で調整を実施
など、改善措置を講じたことによる効果がみられました。
◯ 第4種踏切道の安全確保に関する実態調査
(令和3年11月30日、国土交通省に
勧告)
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