報道資料
平成27年11月18日
中国総合通信局
山口県内のAMラジオ難聴対策でFM補完中継局に予備免許
外国波混信対策解消のため設置
中国総合通信局(局長:黒瀬 泰平)は、山口放送(株)から免許申請のあったFM補完中継局に対して、本日、予備免許しました。
本中継局は、山口県長門市及びその周辺で発生している外国波混信による難聴を解消することを目的に設置をするものです。
なお、山口県内では、「KRY山口FM局」、「KRY美祢FM局」に次いで3局目です。
* 予備免許した中継局の概要
1 申請者 山口放送株式会社
2 送信所設置場所 山口県長門市
3 局名 KRY長門FM
4 周波数 86.4MHz
5 空中線電力 20W(最大実効輻射電力32W)
6 放送区域概略図
別紙
【187KB】のとおり
【FM補完中継局】
FM補完中継局とは、中波(AM)放送局の放送区域において災害対策等のために超短波(FM)放送用の周波数を用いて中波放送の補完的な放送を行う中継局のことです。
総務省では、「放送ネットワークの強靱化に関する検討会」の提言(平成25年7月公表)を踏まえ、ラジオにより平時の生活情報や災害発生時の被災情報、避難情報といった国民に必要な情報が適切に提供されるようFM補完中継局に関する制度整備を行ってきました。
FM補完中継局は、主に地上アナログテレビジョン放送の跡地であるV−Low帯域の一部(90〜95MHz)の周波数を使用することとし、従来より、開設可能であった外国波混信対策を目的とするものに加え、平成26年5月7日から、災害対策又は都市型難聴対策及び地理的・地形的難聴対策を目的とするものの開設が認められることになっています。
【参考】
山口放送FM補完局放送区域概略図
【285KB】
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