総務省トップ > 組織案内 > 地方支分部局 > 中国総合通信局 > 報道資料 2016年度 > 岡山県津山市のICT利活用による美作材(みまさかざい)の需要拡大事業を採択候補に決定 <平成28年度補正予算「ICTまち・ひと・しごと創生推進事業」>

報道資料

平成29年1月27日
中国総合通信局

岡山県津山市のICT利活用による美作材(みまさかざい)の需要拡大事業を採択候補に決定
<平成28年度補正予算「ICTまち・ひと・しごと創生推進事業」>

  総務省では、ICTを利活用し、地域が抱える様々な課題を解消することを目的として、これまで、全国27か所で多種多様なプロジェクトを実施しています(注)。
  平成28年度補正予算で認められた「ICTまち・ひと・しごと創生推進事業」については、昨年(平成28年)11月1日から同年12月2日のまでの期間、公募を実施し、全国から14公募があったところです。その後、外部評価委員(別紙1PDF【54KB】)による評価を行った結果、12件のプロジェクトが採択候補として決定しました。なお、中国総合通信局(局長:菊池 昌克)管内からは、岡山県津山市の「森林ICTプラットフォームを活用した地域活性化プロジェクト」の事業が採択候補となりました。
今回採択候補として選ばれた事業については、今後、提案内容の実行可能性等の確認を行い、最終的に採択事業が決定されることとなります。

  (注)中国総合通信局管内では、岡山県真庭市(別添PDF【321KB】参照)の提案による「ドローン技術やクラウドを活用した森林資源の情報共有」が優良事例として全国へ紹介され、現在、鳥取県三朝町等で導入され成果を上げています。
1 事業の概要
<要件(1)>
  これまで全国27箇所において実施してきたICTを活用した街づくりの成果事例を活用し、これら成果事例において構築したシステムの「普及展開」や「自立的」「持続的」な推進体制の整備等を通じて、農業、医療、防災など各分野で地域が直面する課題解決に貢献するとともに、地域の活性化に資するもの。
<要件(2)>
  ICTの利活用を推進し、企業活動変革による地域の業務の効率化や、地域拠点の活用などを通じて、地域の産業の効率化や生産性向上に貢献するとともに、地域の活性化に資するもの。

2 決定の内容
  12件の採択候補は以下のとおりです。各事業の概要は別紙2PDF【2MB】のとおりです
        <要件(1)について>
  代表提案団体 事業名
1 長野県富士見町 野生動物被害対策モニタリングシステム高度化事業
2 徳島県佐那河内村 センサーネットワークを活用した有害鳥獣対策事業
3 長崎県五島市 鳥獣害対策システムによる安心安全な島づくり
4 北海道滝上町 滝上町森林資源計測事業
5 滋賀県米原市 クラウドを活用した森林資源の情報共有
6 岡山県津山市 森林ICT プラットフォームを活用した地域活性化プロジェクト
7 高知県本山町 森林ICT プラットフォームを活用した地域活性化プロジェクト
8 北海道帯広市 マイナンバーカード活用による「帯広市すこやかネット事業」
9 山梨県忍野村 おしの子育て支援プラットフォーム推進事業
10 和歌山県海南市 母子健康情報ポータル構築事業

        <要件(2)について>
  代表提案団体 事業名
1 京都府与謝野町 与謝野スマートグリーンビレッジ確立事業
2 福岡県宗像市 むなかた園芸農業ICT技術普及促進事業

<参考>
  ・ ICT街づくり推進会議
     https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/ict-town/index.html

<総務省報道発表>
  ・ 平成28年度補正予算「ICTまち・ひと・しごと創生推進事業」に係る提案の公募(平成28年11月1日)
    https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin01_02000197.html
  ・ 平成28年度補正予算「ICTまち・ひと・しごと創生推進事業」に係る採択候補の決定(平成29年1月27日)
    https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin01_02000214.html


 

連絡先
情報通信部 情報通信振興課
電話:(082)222-3322

ページトップへ戻る