報道資料
平成29年3月1日
中国総合通信局
山陰放送のAMラジオの難聴が解消されます
<鳥取県で初めてのFM補完中継局に免許>
ラジオは、平時には地元の生活関連情報を、また、特に、災害時には被災情報や避難情報が入手できるファーストインフォーマーとしての役割が近年大きくなっています。しかし、従来からの外国波との混信や、近年では、建物の堅牢化等による新しい都市型難聴地域の発生により、一部の地域では、ラジオを受信できないことが問題となっています。
総務省では、このような難聴地域を解消するため、中波(AM)放送局の区域において超短波(FM)放送用の周波数を用いた中波放送の補完的な放送を行うFM補完中継局の整備を支援しています。
このたび、中国総合通信局(局長:菊池 昌克)管内では、株式会社山陰放送から免許申請のあったFM補完中継局に対して、本日、免許を付与しましたので、お知らせします。
本中継局の開局により、鳥取地区及び倉吉地区における山陰放送のAMラジオの難聴がFMラジオにより解消されます。
なお、本中継局は、平成28年度の「無線システム普及支援事業費等補助金(民放ラジオ難聴解消支援事業)」により整備を行ったものです。
中継局の概要は、以下のとおりです。
免許した中継局の概要
1 申 請 者 |
株式会社山陰放送 |
2 送信所設置場所 |
鳥取県東伯郡湯梨浜町 |
3 局 名 |
BSS鳥取FM |
4 周 波 数 |
92.2MHz |
5 空 中 線 電 力 |
500W
(最大実効輻射電力3kW)
|
6 放送区域概略図 |
別紙 【215KB】 |
7 そ の 他 |
都市型難聴及び外国波混信対策 |
ページトップへ戻る