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報道資料

令和2年3月5日
中国総合通信局

不法無線局の取締りで玉野海上保安部に感謝状を贈呈
〈電波利用の秩序の維持に貢献〉

 中国総合通信局(局長:本間 祐次)は、重要無線通信(※)や日常での電波利用の妨害の原因となっている不法無線局の取締りを行っています。特に、港湾や路上等での取締りでは、海上保安部(署)や地元警察署の協力を得て、共同取締りを実施しています。
 このたび、不法無線局の取締りに多大な功績のあった捜査機関(玉野海上保安部)に対して、感謝状を贈呈しますので、お知らせします。

※警察、消防・救急、携帯電話、放送、気象、電気及び鉄道等で利用される無線通信

1 感謝状の贈呈先
 第六管区海上保安本部 玉野海上保安部

2 功績
 当局との不法無線局共同取締りに積極的に協力するとともに、独自で不法無線局取締りを積極的に実施し、無免許で無線機を設置している船舶を摘発するなど、電波利用秩序の維持に多大な貢献をされました。

3 贈呈日時
 令和2年3月12日(木) 午前11時00分

4 贈呈場所
 玉野港湾合同庁舎内

<参考>

1 不法無線局の影響

不法無線局は、警察無線、消防・救急無線、携帯電話等の重要な通信への妨害、合法無線局の通信への妨害、テレビ・ラジオの受信、電子機器等への障害など、社会的に大きな影響を与える可能性があります。
当局はこのような不法無線局に対して、さらなる取締りを強化します。

2 主な不法無線局

(1) 不法市民ラジオ

 27MHz帯の周波数を使用する不法無線局です。
 漁業無線などに混信妨害を与えるほか、空中線電力増幅器(ブースター)を使用した場合は、テレビ・ラジオの受信障害、家電製品や電子機器などに障害を与える場合があります。

(2) 不法アマチュア無線

 主に140MHz帯、400MHz帯の周波数を使用する不法無線局です。
アマチュア無線として使用できる周波数を逸脱して運用し、警察、海上保安、消防、防災、航空等の重要無線通信に混信妨害を与える場合やテレビ・ラジオへの受信障害を与える場合があります。

(3) 不法船舶用無線

 主に27MHz帯の周波数を使用する不法無線局です。
 この周波数帯は遠くまで届く性質があるため、広範囲で正規の船舶用無線に混信妨害を与えます。特に船舶の遭難、緊急通信では、秩序正しい通信を行うことが求められますが、不法船舶用無線の通信が妨害を与えるおそれがあります。


連絡先
電波監理部 調査課
電  話:082-222-3331

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