総務省は、電波の有効利用を図りつつ、IoT分野における若手人材の育成及び利活用の推進を目的として、全国の高等専門学校生（以下「高専生」と言う。）を対象に、地域課題の解決等に資するワイヤレスIoT及び第5世代移動通信システム（5G）の活用方策についてアイデア募集を行いました。
その結果、中国総合通信局（局長：本間 祐次）管内では、呉工業高等専門学校（広島県呉市）からの提案が採択されました。
1 概要等
全国57校の高専生を対象に、地域課題の解決等に資するワイヤレスIoT及び第5世代移動通信システム（5G）の活用方策についてアイデア募集を行ったところ、33校から56件の応募がありました。 審査の結果、全国では10件（「ワイヤレスIoT活用部門」8件、「5G活用部門」2件）の提案が採択され、そのうち、中国管内では、呉工業高等専門学校からの提案（ワイヤレスIoT活用部門）が採択されました。
・ワイヤレスIoT活用部門
| 学校名 | チーム名 | 提案名 |
|---|---|---|
| 呉工業高等専門学校 （広島県呉市） |
Neo IoT × NIoT, Kure | AMラジオ放送波受信埋め込み型センサネットワークによる局所的土壌含水率推定と土砂災害早期予知への応用 |
詳細については、運営事務局のホームページをご覧ください。
https://kosen-iot-contest.jp/
2 今後の予定
今回採択されたアイデアの実現に向けて、高専生を中心に令和3年3月頃までに技術実証を行う予定です。
総務省と運営事務局は、当該実証に必要となる技術面や運営面での支援を行います。
※本事業は、総務省から株式会社サイバー創研に事務局を委託しています。
<総務省報道発表>
「高専ワイヤレスIoTコンテスト2020」の採択結果（令和2年8月7日）
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban09_02000368.html
「高専ワイヤレスIoTコンテスト2020」の応募期間の延長（令和2年5月14日）
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban09_02000352.html
「高専ワイヤレスIoTコンテスト2020」に係る提案の公募（令和2年4月3日）
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban09_02000343.html
