報道資料
令和7年4月15日
中国総合通信局
「サイバーインシデント対応トレーニング in広島」を開催
<サイバー攻撃に対する対応方法・手順の解説と演習>
中国総合通信局(局長:梅村 研)は、中国経済産業局、中国情報通信懇談会及び中国地域サイバーセキュリティ連絡会との共催により、令和7年5月26日(月)に初級レベルの「サイバーインシデント対応トレーニングin広島」を広島市で開催します。
デジタル・トランスフォーメーション(DX)の進展により、サイバー空間を誰もが日常的に利用するようになってきている一方で、フィッシング詐欺やネットワーク上のデータを暗号化するなどしたうえで身代金を要求するランサムウェア被害の報告件数はサイバー攻撃の巧妙化により増大しており、早急なリスク管理が求められる時代へと変化してきています。
近年、ランサムウェアの被害に遭った企業のうち、約6割を中小企業が占めているといったデータが公表されており、さらに、中小企業がサイバー攻撃の被害に遭った結果として、取引相手である大企業の操業が停止するなど社会的に大きな影響が生じる事案も発生しています。
このような状況を踏まえ、中国地域の中小企業のセキュリティ運用担当者等を対象に、基本的なインシデントへの対応方法等を理解するため、初級レベルの「サイバーインシデント対応トレーニングin広島」を開催し、実践的サイバー防御演習「CYDER
(※)」の一部を体感いただくことにより、セキュリティレベルの底上げやサイバーセキュリティの人材育成を図ります。
(※) 「CYDER」とは、国立研究開発法人 情報通信研究機構が提供している、サイバー攻撃を受けた際の一連の対応をパソコンで操作しながらロールプレイ形式で体験できる演習です。
1 日時
令和7年5月26日(月)13時30分〜16時00分(開場13時00分)
2 開催場所
広島YMCA国際文化センター 2号館地下コンベンションホール
(広島市中区八丁堀7−11)
3 対象・定員等
対象:中国地域の中小企業のセキュリティ運用担当者等
定員等:40名(先着順)、参加費無料
4 主催等
主催:中国総合通信局
共催:中国経済産業局、中国情報通信懇談会、中国地域サイバーセキュリティ連絡会
協賛:情報通信月間推進協議会
後援:広島県インターネット・セキュリティ対策推進協議会
5 内容等
(1) トレーニングの概要
「サイバーインシデント対応基本のキ」中小企業等の対策
・マルウェア感染事象の見え方と感染端末の特定(ログの確認、分析方法等の説明)
・初動対応時に気をつけるべきポイントの検討(ディスカッション)
・恒久対策の検討と組織文化(ディスカッション)
(2) 講師
国立研究開発法人情報通信研究機構 サイバーセキュリティ研究所
ナショナルサイバートレーニングセンター長 園田 道夫 氏
6 申込方法等
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