報道資料
平成25年8月9日
ICT分野の研究開発課題1件が北海道から採択
− 平成25年度「戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)」の公募結果−
総務省は、平成25年8月9日(金曜日)、平成25年度「戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE※)」の公募のうち、「ICTイノベーション創出型研究開発」及び「若手ICT研究者当育成型研究開発」について採択を行い、北海道管内からは応募のあった5件のうち1件が採択されました。
北海道管内で採択された研究開発課題の概要は
別紙1のとおりです。
戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)に係る平成25年度から新規に実施する研究開発課題については、平成25年3月18日から平成25年4月18日までの間、公募を行い、大学、民間企業、公的研究機関等に所属する研究者から、北海道管内では「ICTイノベーション創出型研究開発」4件、及び「若手ICT研究者等育成型研究開発」1件の応募がありました。(研究開発の概要は
別紙2
参照)
提案課題の審査においては、外部有識者により構成された評価委員会による評価を実施し、その結果を踏まえて北海道管内では「若手ICT研究者等育成型研究開発」1件が
別紙1のとおり採択されました。
また、全国で採択された課題は、総務省ホームページの報道発表をご覧ください。
(
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin03_02000061.html)
※ SCOPE(
Strategic Information and
Communications R&D
Promotion Programm
eの略)
戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)は、情報通信技術(ICT)分野の研究開発における競争的資金です。総務省が定めた戦略的な重点研究開発目標を実現するために、ICTにおける研究開発力の向上、世界をリードする知的財産の創出などを目的として、独創性や新規性に富む課題の研究開発を委託する事業です。
<参考>
別紙1 北海道管内で採択された研究開発課題の概要
【若手ICT研究者等育成型研究開発】
- 研究代表者
山下 晃弘 (株式会社調和技研)
- 研究分担者
上村 卓史 (株式会社調和技研)
- 概要
SNSのプラットフォームに依存せず横断的な情報の繋がりを表現可能なモデルを構築するため、オントロジー学習の概念を導入する。また文章間の類似性など曖昧さを持った緩い繋がりからの推論モデルとしてファジー推論を導入し、実態としての個人に関する情報がSNS上からどこまで発覚してしまうのかを集約可視化するための技術を確立する。また、これらの技術を用いて大規模データを処理するために分散処理基盤上への実装を目指す。
- 期間
1年
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