報道資料
平成26年3月26日
北海道総合通信局
「携帯端末向けマルチメディア放送に関する調査検討会」報告書の取りまとめ
− 携帯端末向けマルチメディア放送の難視聴地域解消に向けて −
北海道総合通信局(局長 杉浦 誠 (すぎうら まこと))が開催した「携帯端末向けマルチメディア放送に関する調査検討会」(座長 大鐘 武雄 (おおがね たけお)北海道大学大学院情報科学研究科 准教授)は、このほど報告書を取りまとめました。
1 検討内容等
携帯端末向けマルチメディア放送(VHF-High帯)に関する調査検討の結果、次のとおり取りまとめました。
(1) ビル陰、山陰等の難視聴エリアの解消について
携帯端末向けマルチメディア放送がビル陰、山陰等の条件により良好な受信ができない難視聴地域において、その解消に向けて必要な中継局を整備するため、机上検討及びラボ試験とフィールド試験で取得したデータの比較検討を行い、中継局送信システムを設計する上での技術的条件及び課題を取りまとめました。
(2)非常災害時における衛星波中継方式による臨時送信局について
地上の災害の影響を受けにくい衛星波中継方式によるマルチメディア放送は、非常災害時等において情報提供メディアとして有効に活用できることが期待できるため、臨時送信局を開設する場合に迅速な対応が可能となるよう、無線設備条件等の事前検討事項を取りまとめました。
2 報告書
3 今後の取組
本調査検討の成果も踏まえ、携帯端末向けマルチメディア放送(VHF-High帯)の難視聴の解消に向けた取組を検討してまいります。
<参考>
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