報道資料
平成28年1月22日
北海道総合通信局
公立はこだて未来大学マリンIT・ラボが
大賞/総務大臣賞を受賞
− 地方創生に資する「地域情報化大賞2015」表彰事例を決定 −
総務省は、地方創生に資する「地域情報化大賞2015」表彰事例の募集を平成27年10月9日から11月13日まで行いました。
有識者による審査会の結果、応募件数85件の中から、北海道管内の地域情報化事例である「公立はこだて未来大学マリンIT・ラボ」の『IT漁業による地方創生』が大賞/総務大臣賞を受賞しました。
1 「地域情報化大賞2015」の概要
総務省では、我が国が抱える様々な地域課題(人口減少、少子高齢化、医師不足、災害対応、地域経済の衰退等)の解決に資するICT(情報通信技術)の利活用を普及促進していくことを目的として、地方創生に資する先進的な地域情報化事例を広く募集し、表彰を行っています。
2 応募状況
応募総数85件(北海道管内4件)
  (1) 地域活性化部門(公共部門)58件(北海道管内3件)
  (2) 地域サービス創生部門(民間部門)27件(北海道管内1件)
3 表彰事例
大賞/総務大臣賞
『IT漁業による地方創生』(公立はこだて未来大学マリンIT・ラボ【函館市】)
※表彰結果、事例の概要は、別紙1
のとおり。
4 審査会
表彰事例は有識者による審査会(構成員は別紙2
のとおり)で決定しました。
5 表彰式
シンポジウム「地域ICTサミット2015」内にて実施します。
  (1) 開催日時:平成28年3月9日(水曜日)12時30分から16時10分(予定)
  (2) 開催場所:東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1)
<参考>
『IT漁業による地方創生』は、ICTを活用した資源管理システム及び海洋観測システムにより水産資源、海洋環境の見える化を行い、勘と経験に加えて情報を活用することによって、持続可能な沿岸漁業を実現するものです。
全国の漁業協同組合を含む30団体への技術移転や、従来の海洋観測ブイなどのコストを大幅に低減しました。
なお、「資源管理システム」等の研究開発は総務省のSCOPE(戦略的情報通信研究開発推進事業)により行われています。
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