報道資料
平成29年6月30日
北海道総合通信局
電波法違反 不法無線局開設容疑で2名を摘発(平成29年6月29日実施分)
− 釧路方面帯広警察署と共同取締りを実施 −
北海道総合通信局(局長 中道 正仁(なかみち まさひと))は、6月29日(木曜日)、帯広市において、釧路方面帯広警察署と共同で車両に開設された不法無線局の取締りを実施し、2名を電波法違反の疑いで摘発しました。
【摘発の内容】
帯広市在住の男性(51歳)及び河東郡音更町の男性(45歳)が、各大型車両に無線局の免許を受けずにアマチュア無線用の無線設備を設置し、不法に無線局を開設した疑い。
【設置していた無線機等】
不法無線局は、テレビ・ラジオ放送や携帯電話等の生活に欠かすことのできない無線局に妨害を与え、また、消防無線や防災行政無線等の国民の安全な生活を確保するために使用されている無線局の運用を阻害する要因となっています。
当局では電波利用環境保護のため、今後も捜査関係機関と協力して不法無線局の取締りを実施していきます。
<不法無線局開設者への適用条項>
- 電波法第4条(無線局の開設)
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)」
- 電波法第110条(罰則)
「次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。 第1号 法第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者(一部略)(第2号以下 略)」
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