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報道資料

平成24年4月26日
北陸総合通信局

「北陸広域観光チャンネルネット構想」の試験サービスを開始
―エリア型放送を活用して広域観光連携を目指す国内初の取組―

 北陸総合通信局(局長:齊藤 一雅(さいとう かずまさ))は、「北陸広域観光チャンネルネット構想」の実現に向け、石川県金沢市、同珠洲市、富山県南砺市及び株式会社ヨーズマーとともに、ゴールデンウイークから当面の間、金沢駅の利用者、観光客及び同駅周辺のホテルの宿泊客に北陸の広域的な観光情報番組(データ放送を含む)を配信するためのプロトタイプ的な仕組み(モデル)を構築し、試験サービスを行います。
 このため、金沢駅東口にエリア型放送の実験試験局を開局し、ワンセグ対応の携帯電話やスマートフォンにより視聴できるようにするとともに、同駅周辺のホテルの館内共聴システムに配信する仕組みを構築します(エリア型放送の観光情報番組をホテルの館内共聴システムに配信する試みは国内初)。また、アンケート調査等を通じて、この仕組み(モデル)の有効性を検証するとともに、その意義と成果を広く周知・広報することとします。
 なお、北陸総合通信局は、次のステップとして、オール北陸の力を結集する「北陸広域観光チャンネルネット構想推進協議会(仮称)」の設置を目指します。

<試験サービスの概要>

  1. 試験サービスの期間 平成24年4月27日(金)から5ヶ月程度
  2. エリア型放送の実験試験局
    (設置場所)もてなしドーム内(金沢市木ノ新保町2)
    (サービスエリア) 金沢駅東口周辺エリア
  3. 宿泊客が試験サービスを体験できるホテル
    ホテル金沢(金沢市堀川町1−10)
  4. 配信するコンテンツ 金沢市、珠洲市及び南砺市の観光情報等

※イメージ図は別紙PDFのとおり

(参考)
 「北陸広域観光チャンネルネット構想」は、北陸観光の玄関口(ポータル)や域内の観光導線の結節点(HUB)となる場所(例えば、駅や空港等及びその周辺の観光案内施設、宿泊施設等)に、エリア放送、サイネージ(電子看板)、WiFi等多様な情報発信の拠点を整備し、相互にネットワーク化するとともに、相互の観光情報コンテンツの有機的な連動を促すことにより、広域観光連携による北陸域内での観光客の周遊性・回遊性の向上と広域観光ブランドの形成をめざす構想です。

【関係報道資料】
「北陸広域観光チャンネルネット構想」準備会議の設置(平成24年1月26日)
 https://www.soumu.go.jp/soutsu/hokuriku/press/2011/pre120126-1.html


連絡先
情報通信部デジタル放送受信者支援室
(担当:寺尾、東)
電話:076−233−4479

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