総務省トップ > 組織案内 > 地方支分部局 > 北陸総合通信局 > 報道資料 2012年 > 南砺市がホワイトスペース特区実証実験の第2期事業を開始

報道資料

平成24年11月29日
北陸総合通信局

南砺市がホワイトスペース特区実証実験の第2期事業を開始

新たに市街地(4カ所)のエリア放送型システムの実験試験局に予備免許を付与
北陸広域観光チャンネルネットと連携し、放送コンテンツの充実を支援

  総務省北陸総合通信局(局長 齊藤  一雅(さいとう かずまさ))は、本日、南砺市に対し、下記のとおり、新たに市街地(4カ所)のエリア放送型システムの実験試験局の予備免許を付与しました。
 南砺市は、平成23年4月にホワイトスペース特区に決定され、山間部を中心とする市内8カ所にエリア放送型システムの実験試験局を開設し、「限界集落が点在するICT先進地域でのホワイトスペースを活用した地域活性化事業」として、観光情報や災害時に必要な情報を提供する実証実験を行ってきました。
 南砺市の取組は、南砺市自らが市内の主要なエリア全域を対象として、エリア型放送を実施し、かつ、地元アニメ制作会社が制作する観光コンテンツを含め、すべて独自のコンテンツを放送する、全国でも極めてユニークなモデル的取組であることから、北陸総合通信局では、今後も様々な形で支援と協力を行っていくこととします。
 本年12月10日(月)から運用を開始する予定の第2期事業(市内12カ所にエリアを拡大)では、これまでは各エリアで同一のコンテンツを放送していたのと異なり、エリアに即したアニメーション・コンテンツを制作して、エリア毎に異なる編成のコンテンツを放送するなど、エリア放送ならではの手法の効果を検証することとしています。
 北陸総合通信局では、当局及び金沢市、珠洲市、南砺市がメンバーとなっている「北陸広域観光チャンネルネット」とも連携し、本実証実験をコンテンツの充実の面からも応援していくこととします。


【参考】
○北陸広域観光チャンネルネット
 https://www.soumu.go.jp/soutsu/hokuriku/shisaku/hokuriku_kouiki_kankou_channelnet_kousou/index.html

 

新規に実証実験を行うエリア(新たに予備免許する実験試験局)

設置場所 実験試験局の名称 周波数 空中線電力
南砺市 苗島4880 南砺市福野実験

695.142857MHz
(50ch)

20mW

荒木1550 南砺市福光実験
井波520 南砺市井波実験
蛇喰1009 南砺市井口実験

 

継続して実証実験を行うエリア

設置場所 実験試験局の名称 周波数 空中線電力
南砺市 城端1046 南砺市城端実験

695.142857MHz
(50ch)

20mW

利賀村171 南砺市利賀実験
下梨2390 南砺市平実験
相倉710 南砺市相倉実験
上梨742 南砺市五箇山実験
上平細島879 南砺市上平実験
菅沼587 南砺市菅沼実験
西赤尾72−1 南砺市道の駅上平実験


【参考資料1】実験試験局の設置場所及びサービスエリアの概要PDF
【参考資料2】ホワイトスペース活用可能性への期待PDF
【参考資料3】南砺市 エリア型放送の取組みPDF


連絡先
【実験試験局の免許】
情報通信部放送課(担当:柄澤、高宮)
電話:076−233−4490
【ホワイトスペース特区関係】
無線通信部企画調整課(担当:井原、布一)
電話 : 076−233−4470

ページトップへ戻る