総務省トップ > 組織案内 > 地方支分部局 > 北陸総合通信局 > 報道資料 2017年 > 第2回トライアルコンクールマッチングイベントを開催 地域の課題解決を学生のアイデアで 〜 ICTを利用した5つの提案を自治体・企業に披露 〜

報道資料

平成29年5月9日
北陸総合通信局

第2回トライアルコンクールマッチングイベントを開催
地域の課題解決を学生のアイデアで
〜 ICTを利用した5つの提案を自治体・企業に披露 〜

 総務省北陸総合通信局(局長 吉武 久(よしたけ ひさし))は、北陸情報通信協議会(会長 久和 進(きゅうわ すすむ)北陸経済連合会会長)と共催で、平成29年6月9日(金)に金沢工業大学において「トライアルコンクールマッチングイベント」を開催します。
 イベントは2部構成で、第1部では、同大学イノベーションホール(4階)において、咋年11月に行われた「G空間×ICT北陸まちづくりトライアルコンクール」で入賞した各校研究室から、現在までの研究成果を反映した内容のプレゼンテーションを行います。
 第2部では、アントレプレナーズラボ(1階)に場所を移し、各校研究室がブースを設け、デモンストレーションを行います。来場者の質問にも応じます。
 アントレプレナーズラボでは、平成27年度のコンクールでグランプリを受賞した金沢工業大学の「賢いバス停」の紹介コーナーも設けます。
 「賢いバス停」をもとにした研究は本年2月に総務省の「IoTサービス創出支援事業」に採択され、野々市市のコミュニティバス(のっティ)のバス停を使って児童見守りの実証試験が行われます。
 イベントで発表される提案については、平成29年5月18日から20日まで、石川県産業展示館1号館(金沢市袋畠町南193)で開催される「e-messe kanazawa2017」のIoTコーナーにてパネルが展示されます。
※ G空間とは地理空間のことです。「トライアルコンクール」では、位置情報及びそれに関連づけられた情報(G空間情報)を活用した提案を募集・表彰しています。
  G空間情報の代表的活用例 : カーナビゲーションシステム、スマートフォンの道案内アプリケーション

  1. 日時  平成29年6月9日(金)  ◆ご案内チラシはこちらからPDF
    【第1部】 13:30 〜 16:20
    【第2部】 16:30 〜 18:00

  2. 場所  金沢工業大学 12号館 (石川県野々市市扇が丘7−1)
    【第1部】 4階 イノベーションホール
    【第2部】 1階 アントレプレナーズラボ

  3. 内容

    【第1部】 13:30 〜 16:20   「トライアルコンクール優秀提案のプレゼンテーション」

     発表研究室等は次のとおりです。(発表順)
     発表提案の概要は、別紙のとおり。

     (提案名をクリックするとトライアルコンクール時の説明資料が表示されます。)

    ○金沢工業大学 徳永研究室
     位置情報を持った無料傘貸し出しサービス 〜 コンビニアンブレラ 〜PDF

    ○金沢大学 都市防災ゼミ
     災害時における携帯端末を用いた避難共助支援システム(EMSS)の提案PDF

    ○金沢工業大学 Smart City プロジェクト
     AND(アンド)〜 危険を知らせるリストバンド 〜PDF

    ○福井工業高等専門学校 辻野研究室
     G空間データを用いた地域総合防除のための獣害対策支援 〜 獣害のない里山づくりを目指して 〜PDF

    ○富山県立大学 鳥山研究室
     一億人の日本地図「知図」の提案PDF

    【第2部】 16:30 〜 18:00   「各校研究室のブースにおいてデモンストレーション・個別相談」

  4. 参加費  無料

  5. 定員  100名

  6. 主催等
    主催:総務省北陸総合通信局、北陸情報通信協議会
    協賛:情報通信月間推進協議会
    後援:地理空間情報の活用推進に関する北陸地方産学官連絡会議(予定)
        一般社団法人石川県情報システム工業会、富山県立大学、金沢大学
        金沢工業大学(予定)、福井工業高等専門学校
     
  7. 申込み方法
     参加ご希望の方は、6月5日(月)までに以下の北陸情報通信協議会のホ−ムページからお申し込みください。
     ※ 申込みいただいた際の個人情報につきましては、本イベントの受付整理及び連絡用としてのみ使用いたします。
     

      北陸情報通信協議会ホームページ http://www.hokurikutelecom.jp/

【関係報道発表】


別紙
第2回トライアルコンクールマッチングイベント発表提案の概要
 
(概要は提案時のもの(提案者記載による))
 
学校名 金沢工業大学 環境土木工学科・徳永研究室
提案名 位置情報を持った無料傘貸し出しサービス 〜 コンビニアンブレラ 〜PDF
概要 町中で急な雨が降った際に無料傘を貸し出しするサービス。傘にはICタグのような位置情報を持たせることにより盗難及び紛失の防止とともに、傘と携帯アプリを連動させることでより良い観光案内を提供することを目的とする。
 
学校名 金沢大学 金沢大学都市防災ゼミ
提案名 災害時における携帯端末を用いた避難共助支援システム(EMSS)の提案PDF
概要 災害発生時において、リアルタイムで被災状況を把握し、最寄りの避難所や安全なエリアまでの最適な避難経路を提示する。
     
学校名 金沢工業大学 Smart Cityプロジェクト
提案名 AND(アンド)〜 危険を知らせるリストバンド 〜PDF
概要 歩行中の高齢者に危険を知らせるリストバンドです。あらかじめ事故多発地点や見通しの悪い道路、曲がり角などの危険箇所の位置情報をリストバンドに登録。リストバンドを身につけている歩行者がその場所を通ると光や音、振動で危険を知らせる。車側には小型ビーコンを搭載し、リストバンドを身につけている歩行者が近くにいると音で運転手に知らせる。
 
学校名 福井工業高等専門学校 辻野研究室(空間情報工学研究室)
提案名 G空間データを用いた地域総合防除のための獣害対策支援 〜 獣害のない里山づくりを目指して 〜PDF
概要 G空間データを活用した野生動物(イノシシ,サル,クマ等)による農作物被害を少なくするための獣害対策支援について提案する。具体的には(1)GPS首輪による野生動物の行動パターンの把握、(2)基盤地図情報等のG空間データを活用したGISの整備、(3)電気柵の有効性の検証、(4)獣害を軽減するための被害注意報・警報システムの開発を提案する.
 
学校名 富山県立大学 鳥山ゼミ
提案名 一億人の日本地図「知図」の提案PDF
概要 ユーザーが自由にカスタマイズ可能な地図アプリである。地図には、利用したい道筋の色付けや、自分たちだけが知っているスポットなどを登録していくことが出来る。作成した地図は同じ目的を持った他者と共有することが可能であり、GPSを用いた位置情報と照らし合わせることが可能である。また、不要な道筋や建造物の削除も可能で、より利用しやすい地図となっていく。

連絡先
情報通信部情報通信振興室
担当:川崎、川合
電話:076−233−4430

ページトップへ戻る