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報道資料

平成29年6月20日
北陸総合通信局

小型衛星の打ち上げ・利用に関する研究会を開催
〜 北陸3県の関係者が情報を共有、周波数の国際調整に必要なノウハウを学ぶ 〜

 総務省北陸総合通信局(局長 吉武 久(よしたけ ひさし))は、北陸3県で小型衛星の打ち上げを計画している関係者、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、情報通信研究機構(NICT)を構成員とする「小型衛星の打ち上げ・利用に関する研究会」を開催します。
 北陸3県では、平成30年度に金沢大学と福井工業大学がそれぞれ宇宙観測・研究、産業育成・観光文化振興を目的として、平成31年度に福井県民衛星技術研究組合が宇宙産業創出育成・企業の技術力向上を目的として、小型衛星の打ち上げを計画しています。
 衛星はデバイスの開発や取得データの利活用など裾野が広く様々な分野への波及効果も期待されます。このため、研究会では北陸3県で小型衛星の打ち上げを計画している関係者間で衛星の利用目的や計画について情報共有を図ります。
 一方、衛星の打ち上げには混信を避けるため予め使用する電波の周波数を他国と調整する必要があります。このため、衛星の周波数調整を専門とするコンサルタントに参加してもらい、周波数の調整を円滑にするには小型衛星の使用する電波の周波数帯、運用地域などをどのように決めていけばよいかケーススタディをします。
 JAXAからは国内での小型衛星の利用動向、NICTからは自らの小型衛星の利用事例を踏まえた助言をいただく予定です。
 これらの結果は事例集・ノウハウ集として平成30年3月までに報告書にとりまとめ公表します。
  1. 日時  平成29年6月27日(火) 13時30分〜

  2. 場所  北陸総合通信局 会議室
          (石川県金沢市広坂2−2−60 金沢広坂合同庁舎6階)
     
  3. 構成員  別表のとおり

    (6月23日追記)
      
    別表 構成員名簿の【オブザーバー】の氏名に誤記がありましたので訂正しました。
           訂正後 井 郁大(たかい いくひろ)
           訂正前 井 郁夫(たかい いくお)

  4. 第1回研究会の主な内容
    (1)開催趣旨の確認、開催要綱の承認、座長選出
    (2)JAXAから超小型衛星の最近の動向の説明
    (3)金沢大学から超小型衛星の打ち上げ・利用計画の進捗状況の説明
    (4)総務省国際周波数政策室から小型衛星の国際周波数調整の説明
    (5)意見交換
<取材についてのお願い>
  第1回研究会の取材は、会の冒頭から「(4)総務省国際周波数政策室から小型衛星の国際周波数調整の説明」までとさせていただきます。
 
小型衛星の打ち上げ・利用に関する研究会 構成員名簿
 
(敬称略・五十音順)
 
氏名 主要現職

【構成員】
小熊 博 (おぐま ひろし) 富山高等専門学校 電子情報工学科 教授
小出 孝治 (こいで たかはる) 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
周波数管理室 室長
小杉 裕昭 (こすぎ ひろあき) 福井大学 産学官連携本部 客員教授
鈴木 健治 (すずき けんじ) 情報通信研究機構(NICT)
ワイヤレスネットワーク総合研究センター
宇宙通信研究室 主任研究員
中城 智之 (なかじょう ともゆき) 福井工業大学 電気電子工学科 教授
牧野 滋 (まきの しげる) 金沢工業大学 電子情報通信工学科 教授
八木谷 聡 (やぎたに さとし) 金沢大学 理工研究域 電子情報学系 教授
米コ 大輔 (よねとく  だいすけ) 金沢大学 理工研究域 数物科学系 教授

【オブザーバー】
笠原 禎也 (かさはら よしや) 金沢大学 総合メディア基盤センター 教授
井 郁大 (たかい いくひろ) 北陸経済連合会 事務局長
西澤 弘純 (にしざわ ひろずみ) 福井県民衛星技術研究組合 事務局長

下線部分 平成29年6月23日誤記訂正

連絡先
無線通信部企画調整課
担当:鈴木、辻
電話:076−233−4470

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