報道資料
平成29年7月26日
北陸総合通信局
北陸3県の電波の利用状況調査の評価結果を公表
714MHzを超え3.4GHz以下の周波数を利用する無線局を調査
〜 99.9%が携帯無線通信の無線局 〜
総務省北陸総合通信局(局長 濱島 秀夫(はましま ひでお))は、平成28年度に実施した北陸3県の714MHzを超え3.4GHz以下の電波の利用状況調査の評価結果を公表しました。
評価結果は、
別紙のとおりであり、ポイントは下記のとおりです。
電波の利用状況調査は電波法(昭和25年法律131号)第26条の2に基づき、周波数割当計画の改正や電波の有効利用に資する施策を計画的に推進するため、周波数帯ごとの無線局の用途、局数などを調査し、電波が適切に使われているか評価するものです。調査は3つの周波数帯ごとに3年を周期として毎年実施しています。
記
【評価結果のポイント】
平成28年度調査の評価にあたっては、対象周波数(714MHzを超え3.4GHz以下の周波数帯)を7つに区分し、それぞれの周波数区分ごとに評価を行いました。
- 北陸3県では、7つの周波数区分ごとの無線局を合計した延べ局数は約1,067万局となります。このうち、約1,066万局(99.9%)が携帯無線通信の無線局(携帯電話の基地局と端末)となっています。
携帯無線通信の無線局は、前回調査(平成25年度)と比較して約338万局(46%)増加しています。
- 全国では、携帯無線通信の無線局の延べ局数は約6億2千万局で、全無線局数の99.9%となっており、前回調査(平成25年度)と比較して約2億3千万局(66%)増加しています。
- 北陸3県では、7つの周波数区分のうち、携帯無線通信の無線局が使用している周波数区分は、稠密(ちゅうみつ)に利用されています。
- 北陸3県では、今回調査を実施した714MHzを超え3.4GHz以下の周波数帯は、いずれも目的に合った利用がされており、全体として、電波が適切に利用されていると評価します。
※ 調査結果の詳細(北陸3県及び全国)は、次のホームページに掲載しています。
【関係ホームページ】
○電波の利用状況の調査・公表制度(北陸総合通信局のホームページ)
https://www.soumu.go.jp/soutsu/hokuriku/denpa/chousa-kouhyou.htm
(これまでの電波の利用状況調査結果の評価結果を掲載しています。)
○全国の電波の利用状況調査結果の評価結果
【報道資料】「平成28年度電波の利用状況調査の評価結果(案)」に対する意見募集の結果(総務省発表 総務省のホームページ)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban09_02000229.html
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