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報道資料

平成30年5月7日
北陸総合通信局

第3回G空間×ICT北陸まちづくり
トライアルコンクールマッチングイベントを開催

 総務省北陸総合通信局(局長 濱島 秀夫(はましま ひでお))は、北陸情報通信協議会(会長 久和 進(きゅうわ すすむ)北陸経済連合会会長)と共催で、平成30年6月8日(金)に金沢工業大学において「第3回G空間×ICT北陸まちづくりトライアルコンクールマッチングイベント」を下記のとおり開催します。
 イベントは2部構成で、第1部では、同大学イノベーションホールにおいて、昨年7月から12月にかけて行われた「G空間×ICT北陸まちづくりトライアルコンクール」に応募があった提案のうち優秀なもののプレゼンテーションを各校研究室等から行います。
 第2部では、同大学アントレプレナーズラボに場所を移し、各校研究室等のブースにおいてデモンストレーションを行い、来場者の質問にも応じます。
 また、当日は、81plus株式会社 代表取締役の岩本 義樹 氏による「最新技術を活用したユーザー体験のデザイン〜街や企業と共創した新規プロジェクトの創り方〜」と題しての基調講演を行います。
※ G空間とは地理空間のことです。「トライアルコンクール」では、位置情報及びそれに関連づけられた情報(G空間情報)を活用した提案を募集・表彰しています。
  G空間情報の代表的活用例:カーナビゲーションシステム、スマートフォンの道案内アプリケーション
 

 
  1. 日時  平成30年6月8日(金)  ◆ご案内チラシはこちらからPDF
     【開 始】    13:30
     【基調講演】  13:35 〜 14:15
     【第1部】       14:20 〜 16:20
     【第2部】       16:30 〜 17:50
     
  2. 場所  金沢工業大学  12号館 (石川県野々市市扇が丘7−1)
     【基調講演】  4階 イノベーションホール
     【第1部】       4階 イノベーションホール
     【第2部】       1階 アントレプレナーズラボ

  3. 内容
    【開 始】        13:30
    【基調講演】   13:35 〜 14:15
     演題:最新技術を活用したユーザー体験のデザイン
         〜街や企業と共創した新規プロジェクトの創り方〜
     講師:81plus株式会社 代表取締役 岩本 義樹 氏
         渋谷区での1,000個のBeaconを用いた街のICT化や、IoTプラットフォームを活用した
       様々なソリューションのユーザー体験のデザインについて御講演いただきます。

    【第1部】       14:20 〜 16:20
     「トライアルコンクール優秀提案のプレゼンテーション」

     発表研究室等は次のとおりです。(発表順は変更になることがあります)

    ○金沢学院大学 今西  陽 氏
     スマートフォン向けマラソン×G空間 アプリ Runner’s circle

    ○金沢工業大学  Project One!
     たすけて!田んぼの掃除屋さん!〜農業イノベーション〜

    ○金沢工業大学 コ永研究室
     IoTを活用した安全で快適なスキー場

    ○小松短期大学 島内研究室
     スマートクルーズカード:乗船カードの機能拡張を通じた寄港地観光の活性化

    ○福井大学大学院 山戸 直耶 氏
     走行中の道に対する自転車の適正速度通知アプリケーション

    ○福井工業高等専門学校 小越研究室
     快適なバリアフリーツアーのためのガイドマップアプリ「さぽっち」

    ○福井工業高等専門学校 空間情報工学研究室(辻野研究室)
     ドローンによる水田モニタリング〜おいしいお米をつくろう!〜

    ○仁愛大学 安彦ゼミ
     あなたの募金はどこに行ったポータル〜アンビエント社会における新しい募金の形〜

     ※発表提案の概要は、別紙のとおり。

    【第2部】       16:30 〜 17:50
     「各研究室等のブースにおけるデモ・個別相談」

  4. 参加費  無料

  5. 定員  100名

  6. 主催等
    主催:総務省北陸総合通信局、北陸情報通信協議会
    協賛:情報通信月間推進協議会
    後援:国土交通省国土地理院北陸地方測量部(予定)
       地理空間情報の活用推進に関する北陸地方産学官連絡会議(予定)
       一般社団法人石川県情報システム工業会(予定)
       北陸経済連合会(予定)
       金沢学院大学(予定)、金沢工業大学(予定)、小松短期大学(予定)
       福井大学(予定)、福井工業高等専門学校(予定)、仁愛大学(予定)

  7. 申込み方法
    参加ご希望の方は、6月7日(木)までにメール、FAXまたは北陸情報通信協議会のホ−ムページからお申し込みください。
        ※ 申込みいただいた個人情報については、本セミナーの参加に関する手続き及び当局が主催するセミナー等の案内にのみ使用し、第三者に開示・提供・預託は行いません。

        メール hokuriku-shinkou_atmark_soumu.go.jp   
             送信の際には、_atmark_を「@」に変更してください。
        FAX  078−233−4499
        北陸情報通信協議会ホームページ http://www.hokurikutelecom.jp/

     

【関係報道発表】
 

別紙
第3回トライアルコンクールマッチングイベント発表提案の概要
 
(概要は提案時のもの(提案者記載による))

○ スマートフォン向けマラソン×G空間アプリ Runner’s circle
学校名 金沢学院大学
提案者 今西 陽 氏
提案概要 ランナーが作ったコースを見知らぬランナーが走る、マラソン練習サポートアプリ。
位置情報の記録を開始してから走るだけでオリジナルのコースが作成可能。途中休憩したスポットや、景色の写真を載せることもでき、初心者向けから上級者向け、景色を楽しむ人向けといったユニークなコースが集まる。
 
○ たすけて!田んぼの掃除屋さん!〜農業イノベーション〜
学校名 金沢工業大学 
グループ 金沢工業大学  Project One!
提案概要 現在、水稲栽培の除草作業は手作業や機械で行っており、除草時間は作業時間全体の約20%にあたる)。本製品は位置情報データを利用して自動除草機を実現させる。除草作業の簡易化により、高齢農家の方や新規就農者でも有機栽培に参入しやすくなる。また、有機栽培における所得は付加価値と除草による労働費の削減で、約2.5倍の増加が見込まれる。
   
 ○ IoTを活用した安全で快適なスキー場 
学校名 金沢工業大学
グループ 金沢工業大学 コ永研究室
提案概要 位置情報が分かるロガーを来場者に入場券として渡す新たなスキー場の管理体制。
位置情報を把握することで、利用者の安全の管理や、アプリを使った混雑状況の確認ができるようになり現代にあったゲレンデをつくり上げる。
 
○ スマートクルーズカード:乗船カードの機能拡張を通じた寄港地観光の活性化
学校名 小松短期大学
グループ 小松短期大学 島内研究室
提案概要 乗船カードにRFタグを組み込んだスマートクルーズカードの提案。クルーズ船の乗下船管理を効率化すると同時に、スマホアプリと連動させ、みちびきを活用した精密な位置・観光情報を利用者に提供する。また移動情報を蓄積し、今後の観光行政に反映させる。
 
○ 走行中の道に対する自転車の適正速度通知アプリケーション
学校名 福井大学大学院
提案者 山戸 直耶 氏
提案概要 走行中の道に対する自転車の適正速度を表示し、走行速度との差が設定した範囲を超えるとアラートする機能をもつアプリを提案。これにより、初めての道を走行する場合や、サイクリング初心者でもサイクリングをより快適、安全に楽しむことができる。また、このアプリにより、アプリに対応した道にサイクリストが集まることで、周辺の店などへの経済効果も期待できる。
 
○ 快適なバリアフリーツアーのためのガイドマップアプリ「さぽっち」
学校名 福井工業高等専門学校
グループ 福井工業高等専門学校 小越研究室
提案概要 障害者や高齢者が旅行を楽しめるような地域を創るために、今ある地域のよいところ、改善が必要なところを地図上で視覚化でき、障害者の街歩きに役立つアプリ。2018年の福井しあわせ元気国体・福井しあわせ元気大会や2020年の日本でのパラリンピック開催等に向けて地域の改善や活性化につなげる。
 
○ ドローンによる水田モニタリング 〜おいしいお米をつくろう!〜
学校名 福井工業高等専門学校
グループ 福井工業高等専門学校 空間情報工学研究室(辻野研究室)
提案概要 ドローンを活用し、おいしいお米づくりに貢献したいと考えた。
具体的には、(1)除草ロボットによる除草効果の把握、(2)近赤外線のカメラを活用した水稲の活性度調査、(3)水稲の高さを面的に把握することで生育状況をモニタリングすることの3つを提案する。
 
○ あなたの募金はどこに行ったポータル〜アンビエント社会における新しい募金の形〜
学校名 仁愛大学
グループ 仁愛大学 安彦ゼミ
提案概要 本サービスは、募金の可視化と蓄積により今まで不安を抱いていた募金者への募金促進を目的としている。内容は、ポータルサイトを主軸とし電子マネーやGPS、RFIDを利用した北陸から世界へ発信できる募金の新しい形を提案する。

連絡先
情報通信部情報通信振興室
担当:市川、川合
電話:076−233−4430

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