報道資料
令和元年11月6日
北陸総合通信局
「北陸地域ICTイノベーションセミナー2019」を開催
〜 戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)研究成果発表会 〜
総務省北陸総合通信局(局長 三田 一博(みた かずひろ))は、北陸情報通信協議会(会長 久和 進(きゅうわ すすむ)北陸経済連合会会長)、ICT研究開発機能連携推進会議(HIRP)(会長 細野 昭雄(ほその あきお)株式会社アイ・オー・データ機器代表取締役会長)との共催により、下記のとおり「北陸地域ICTイノベーションセミナー2019」を開催します。
北陸総合通信局では、戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)
(注1)を活用して北陸地域のICT利活用の促進を図るとともに、その研究成果のビジネス展開や社会実装への支援に取り組んでいます。
記
- 日時 令和元年11月28日(木)13:30 〜 16:20 案内チラシはこちらから
(研究成果デモンストレーション・ポスター展示 13:00 〜 17:00)
- 場所 金沢東急ホテル 5F ボールルーム
(石川県金沢市香林坊2−2−1)
- 内容
(1) 基調講演
演題:「ローカル5G実証実験の報告(仮題)」
講師:住友商事株式会社 ケーブルテレビ事業部長
兼 株式会社地域ワイヤレスジャパン 代表取締役社長
小竹 完治(こたけ かんじ) 氏
住友商事(株)は6月下旬、同社およびケーブルテレビ事業者51社が出資する(株)地域ワイヤレスジャパン等とともに、国内初となるローカル5Gの実証実験を開始しており、その概要について説明が行われます。
(2) 総務省におけるICT分野のイノベーション創出に向けた取組
説明者:総務省国際戦略局 技術政策課
技術調査専門官 沼田 尚道(ぬまた なおみち)
(3) 戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)の成果発表
SCOPEの「地域ICT振興型研究開発(注2)」及び「電波有効利用促進型研究開発(注3)」として現在研究委託中の課題の中から、北陸3県で研究開発が行われている次の4課題について研究成果を発表します。
【地域ICT振興型研究開発】
1.「福井県地域包括ケアシステム」のためのクラウド型在宅医療情報システムとAIによる事象分析に関する研究開発
福井大学 学術研究院医学系部門 地域医療推進講座
講師 山村 修(やまむら おさむ) 氏
2.ネットワーク自動制御技術を用いたクラウド救急医療連携システムの研究開発
福井大学 学術研究院医学系部門
准教授 木村 哲也(きむら てつや) 氏
3.登山者位置検知システムの社会実装にむけた登山者位置検知情報共有ネットワーク構築に関する研究開発
富山県立大学 工学部 電子・情報工学科
教授 石坂 圭吾(いしさか けいご) 氏
【電波有効利用促進型研究開発】
4.自律分散コネクテッドカーを実現する到来波方向推定機能を有した円形配列フェーズドアレー偏波制御MIMOアンテナの研究開発
富山大学 工学部 電気電子システムコース
講師 本田 和博(ほんだ かずひろ) 氏
(4) 研究成果デモンストレーション・ポスター展示
会場内に、上記(3)を含めた5課題の研究成果のポスターを展示し、研究者によるデモンストレーションをセミナーの前後や休憩時間に実施します。
なお、上記(3)以外の課題については、以下のとおりです。
【重点領域型研究開発(注4)】
感染予防管理にIoT/BD/AIを活用し、WHOが推奨する手指衛生を遵守する研究開発
福井大学 医学系部門(附属病院部)
教授 岩ア 博道(いわさき ひろみち) 氏
- 定員 80名
- 参加費 無料
- 申込方法
本セミナーに参加希望の方は、電子メール又はFAXにより、所属・氏名・連絡先を明記の上、11月25日(月)までにお申し込みください。
なお、会場の都合上、定員になり次第締め切らせていただきます。
- 申込・問合せ先
北陸総合通信局 電気通信事業課
電話 076-233-4421
FAX 076-233-4499
E-mail:hokuriku-jigyo_seisaku(at)soumu.go.jp
※ スパムメール対策のため「@」を「(at)」と表示しております。送信の際は「@」に変更してください。
※ 個人情報については、本セミナーの参加に関する手続及び当局が主催するセミナー等の案内にのみ使用し、第三者に開示・提供・預託は行いません。
- 主催等
主催 総務省北陸総合通信局、北陸情報通信協議会、ICT研究開発機能連携推進会議(HIRP)
後援(予定) 北陸経済連合会、一般社団法人電子情報通信学会 北陸支部
(注1) 戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)
情報通信技術(ICT)分野の研究開発において新規性に富む研究開発課題を大学・独立行政法人・企業・地方自治体の研究機関などから広く公募し、外部有識者による選考評価の上、研究を委託する競争的資金です。これにより、未来社会における新たな価値創造、若手ICT研究者の育成、中小企業の斬新な技術の発掘、ICTの利活用における地域の活性化、国際標準獲得等を推進します。
「
Strategic Information and
Communications R&D
Promotion Programm
e」
(注2) 地域ICT振興型研究開発
「戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)」の研究開発課題の一つ。
ICTの利活用によって地域貢献や地域社会の活性化を図るために、地域に密着した大学や、地域の中小・中堅企業等に所属する研究者が提案する研究開発課題に対して、研究開発を委託するプログラムです。
(注3) 電波有効利用促進型研究開発
「戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)」の研究開発課題の一つ。
電波の有効利用をより一層推進する観点から、新たなニーズに対応した無線技術をタイムリーに実現するため、電波の有効利用に資する先進的かつ独創的な研究開発課題に対して、研究開発を委託するプログラムです。
(注4) 重点領域型研究開発
IoT/BD/AI時代に対応して、技術実証・社会実装を意識した、新たな価値の創造や社会システムの変革に寄与するICTの研究開発課題に対して、研究開発を委託するプログラムです。
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