【関東総通】e-コムフォKANTO
平成31年2月7日
関東総合通信局
栃木県大田原市にて「IoT導入支援セミナー」を開催
総務省では、IoTの導入・利活用を行うユーザ企業等を対象に、IoT導入支援セミナーを全国で開催しています。
関東総合通信局(局長:黒瀬 泰平)と栃木県大田原市は、栃木県、栃木県IoT推進ラボとの共催により、平成31年1月30日(水曜日)に大田原市において「IoT導入支援セミナーin大田原《基礎から学ぶIoT体験型セミナー》」を開催しました。
※本セミナーは、総務省の「IoT機器等の電波利用システムの適正利用のための人材育成事業」として開催しています。
本セミナーは、栃木県大田原市の「トコトコ大田原」を会場に、市内の企業を中心に栃木県内の製造業、サービス業、電気通信事業者の方など37名が受講されました。
はじめに、セミナー講師からIoTの基礎知識について学んだのち、みずほ情報総研株式会社シニアコンサルタントの武井康浩氏から、「IoTの導入・活用を通じたビジネス変革の試み」と題して、生産性向上と新価値創造の観点から、IoT活用とはどのようなことなのか、活用の方向性や導入により実現される内容、メリットなどについて、製造業をはじめ、各事業分野における具体的なIoT導入・活用事例を交えて説明がありました。また、単にIoTを活用するだけでなく、導入することで収益を上げることが不可欠であるとして、2つの視点「経費(コスト)削減」、「売上げの増大」をもつことが大切であること。IoTとは自社内や自社と他社など「モノとモノ」「モノとヒト」「ヒトとヒト」など何かと何かを“つなぐもの”であること。何のためにIoTを導入するのか視点を明確にして取り組むことが必要であり、新しいビジネス(サービス)の創出も視野にいれることが重要だとの説明に、受講生は熱心に聞き入っていました。
その後、講師からIoTの関連法制度・技術について学んだ後、ワークシートをもとに自社にIoTを導入する際に重要となる業務分析や課題解決に向けたIoTの活用策などの案を発表するなど、グループディスカッションを通じて活発な意見交換が行われました。
参加された方からは、「今までIoTと聞いても具体的なイメージが湧かなかったが、身近な視点でIoTを捉えることができた。」「まずは業務の見える化を通してIoT化を検討していきたい。」といった声も聞かれました。
本セミナーが参加された皆様の企業におけるIoT導入へのきっかけとなれば幸いです。
関東総合通信局では、地域の皆様のお役に立つよう、引き続きIoT利活用の推進に努めてまいります。
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