関東総合通信局では、平成31年3月8日(金曜日)に、今年度2回目のAPT※1 研修「次世代及び新世代移動通信システム実現に向けた取組」に協力し、 日本の電波監視施設についての説明をしました。今回の研修には、12カ国から13名※2が参加しました。
関東総合通信局の研修では、日本のVHF/UHF帯電波監視システム(DEURAS)及び不法無線局
探査車両の概要説明とデモンストレーションを行いました。研修生はメモを取りながら、
熱心に耳を傾けていました。
研修生からは、「外国では無線妨害が人々の生活に影響を与えているが、日本でもそういう事例があるのか。」
「DEURASでの監視業務の現場での苦労を教えてほしい。」等の多くの質問が寄せられ、日本の電波監視技術への関心の高さがうかがえました。
電波監視システム(DEURAS)について説明
不法無線局探査車について説明
本研修は、株式会社横須賀テレコムリサーチパークが研修受託し、YRP研究開発推進協会、
総務省及び一般社団法人電波産業会が協賛、協力し開催したものです。
IMT-Advanced、
ITS無線通信システム及び第5世代移動通信システム等の次世代および新世代移動通信システムの実現に
よるアジア・太平洋諸国における移動体通信技術の普及・高度化への貢献と人材交流を目的として、
3月6日(水曜日)から13日(水曜日)までの間に実施されたものです。
関東総合通信局では、平成17年度から研修生を受け入れており、今後も協力や連携を継続していきます。