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【関東総通】e−コムフォKANTO

平成31年3月28日
関東総合通信局

「IoT利活用セミナーinやまなし」を山梨県甲府市で開催
《農業のIoT化と未来を考える》

 関東総合通信局(局長:黒瀬 泰平)は、産学官が連携して地域産業へのICT/IoTの導入促進を図るため、山梨県地域ICT推進協議会、山梨県及び山梨県IoT推進ラボとの共催により、「IoT利活用セミナーinやまなし」を平成31年3月7日(木曜日)に山梨文化会館 山日YBSホール(山梨県甲府市)で開催しました。

 セミナーでは、山梨県の主要な産業である農業分野が抱える課題をICT/IoTの導入により解決する契機となるよう、関係機関と連携し先行事例の紹介等を行いました。農業関係者、企業、自治体関係者など、関係者を含め約110名が参加しました。

【開会挨拶】

 冒頭で、総務省関東総合通信局局長 黒瀬 泰平と、山梨県地域ICT推進協議会事務局長 渡邊 雅人氏より開会挨拶を行いました。

開会挨拶 黒瀬関東総合通信局長

開会挨拶 渡邊事務局長

【講演】

 その後、「農業分野における現状と課題」の掲題で、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 農業技術革新工学研究センター 高度作業支援システム研究領域 領域長 八谷 満氏より、社会実装に向けたICT・IoT・ロボットによるスマート農業の現状と今後について説明がありました。
 続いて、山梨県 産業労働部新産業・経営革新支援課 課長補佐 河野 明氏より、「やまなしIoTラボの取組」について説明があり、県IoTラボ取組事例として、山梨市役所 小林 弘氏より「山梨市アグリイノベーションLabの取組」、県支援事業取組事例として、アイネクシオ 田中 剛氏より「ミツバチからのメッセージ」(電源がない山中で取り組むIoT養蜂)について説明がありました。

八谷 満氏

河野 明氏

【事例紹介・施策紹介】

 講演に続き、事例紹介と施策紹介を行いました。

     
  • 事例紹介1
     「農業×ICT」(IoTを利活用した農作物の生産予測と遠隔監視など)
      富士通株式会社Akisai事業部 砂子 幸二氏
  • 事例紹介2
     「農業ICTのご紹介」(AI・IoTを利活用した各種取組事例)
      NECソリューションイノベーター株式会社 スマートアグリ事業推進本部 本部長 榎 淳哉氏
  • 事例紹介3
     「農機の自動化の取組」
      株式会社日本総合研究所 創発戦略センター エクスパート 三輪 泰史氏
  • 事例紹介4
     「農業と観光をICTで融合」
      一般社団法人シェアリングエコノミー協会 理事(常任)佐別当 隆志氏
  • 施策紹介1
     「経済産業省におけるIoT関連施策について」
      経済産業省関東経済産業局 地域経済部次世代・情報産業課 係長 佐藤 祐介氏
  • 施策紹介2
     「総務省におけるIoT関連施策について」
      総務省関東総合通信局 情報通信部情報通信連携推進課長 高田 貴光

  •  事例紹介では、農業データの活用による企業的経営の実現や、実用化が進む自動運転農機・農業ロボットなど、農業とIoTに関する最新の動向のほか、観光資源として農業体験のシェアリングなど、多くの取組の紹介がありました。
     また、会場前には説明団体のパネル展示があり、休憩時間やセミナー終了後、資料収集や相談に立ち寄る参加者もいました。


    会場の様子

    展示の様子

主催:

総務省関東総合通信局、山梨県地域ICT推進協議会

共催:

山梨県、山梨県IoT推進ラボ

後援:

関東ICT推進NPO連絡協議会

協力:

経済産業省関東経済産業局、農林水産省関東農政局、山梨県農業協同組合中央会


連絡先
総務省関東総合通信局
情報通信部情報通信連携推進課
担当者:高田、田上
電話 :03-6238-1680 FAX :03-6238-1698

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