【関東総通】e-コムフォKANTO
令和元年6月28日
関東総合通信局
電気通信分野における個人情報保護セミナーを開催
関東総合通信局では、一般財団法人日本データ通信協会との共催による「個人情報保護セミナー」を毎年開催しています。
本セミナーは、個人情報保護法制の最新動向や電気通信分野特有の守るべき事項等について、関係事業者等の理解促進を図ることを目的に「情報通信月間」関連行事として開催したもので、電気通信関係の事業者を中心に、100名を超える方々にお集まりいただき、盛況裏に終了しました。
講演1 「個人情報保護法制度の最新動向−個人情報保護法見直しに係る個別検討事項、 日本・EU間の相互の円滑な個人データ移転を図る枠組みの実現−」
慶應義塾大学総合政策学部 教授 新保 史生 氏から、個人情報保護法のいわゆる3年ごと見直しに係る中間整理について、個人情報保護委員会での作業状況などを織り交ぜながらご講演をしていただきました。また、事業者の個人情報取扱上の注意点として、外国・第三者をキーワードに、個人情報保護法第23条と第24条※の解釈について、特に、日本・EU間を事例として、分かりやすく説明をしていただきました。
※個人情報保護法第23条24条に関しては
「電子政府の総合窓口e-Gov」を参照
講演2「ITサプライチェーンの情報セキュリティ脅威に備える」
独立行政法人情報処理推進機構 セキュリティセンター 小山 明美 氏から、サプライチェーンに関するインシデント要綱が国際的な調達要件となりつつあることから、業務委託先との契約のあり方や情報セキュリティ対策等について、実際に発生した事故事例を検証しながら詳しく説明をしていただきました。
講演3「苦情相談・漏洩事案を踏まえた注意喚起」
一般財団法人日本データ通信協会電気通信個人情報保護推進センター 次長 谷本 宏昭 氏から、「電気通信個人情報保護推進センタ−」の活動状況と、センターに寄せられた漏洩事案、また、その原因と対策のポイントについて説明をしていただきました。
なお、個人情報保護セミナーは、毎年「情報通信月間」関連行事として開催し、皆様にわかりやすいセミナーとなるよう努めて参りますので、引き続き多くの方々の参加をお願いいたします。
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