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【関東総通】e−コムフォKANTO

令和元年11月18日
関東総合通信局

タブレットで聴覚障害者向け「SpeechCanvas」活用講座を開催

 関東総合通信局(局長:古市 裕久(ふるいち ひろひさ))は、聴覚障害者「ICT活用」普及推進実行委員会、関東ICT推進NPO連絡協議会等との共催で、タブレットで聴覚障害者向け「SpeechCanvas」活用講座を開催しました。
 この講座は、聴覚障害(加齢による難聴を含む)を持たれている方々とその関係者の方々を対象に、総務省の支援を受け情報通信研究機構(NICT)が開発した技術を活用した聴覚障害者と健聴者との会話を画面上でサポートするアプリ「SpeechCanvas」の使い方を紹介することで、聴覚障害を持たれている方々が日常会話を楽しむ事を支援し、ICTの活用と普及推進を図ることを目的として開催したものです。

 講座は次の2会場において1回ずつ開催され、関係者を含め約40名の方が参加されました。

 令和元年10月26日(土曜日)    栃木県栃木市 栃木市社会福祉協議会
 令和元年11月4日(月曜日)    栃木県小山市 小山市立中央公民館

 各回とも、冒頭で関東総合通信局 情報通信連携推進課長の望月俊晴より開催の挨拶を行った後、NPO法人栃木県シニアセンター 代表理事の大沢十八様から、タブレット端末と「SpeechCanvas」の使用方法について説明が行われました。その後、聴覚障害を持たれている方とそうでない方とがペアとなり、実際に「SpeechCanvas」を用いて会話をする実習を行った後、自由に会話を楽しむワークショップが行われました。
 講座では、手話による同時通訳に加え、説明内容が同時に文字で表示されるシステムを利用するなど、聴覚障害を持たれている方が参加しやすい工夫が凝らされました。
 参加者からは、アプリの利用で日常会話が簡単に楽しくなりそうだ、これからはタブレット端末を活用してみたいと思う、といった感想のほか、「SpeechCanvas」の改善につながるご提案もいただくなど、ICTをより親しんでいただく講座となりました。
会場の様子

会場の様子

主催:聴覚障害者「ICT活用」普及推進実行委員会
共催:総務省関東総合通信局、関東ICT推進NPO連絡協議会、小山市立中央公民館
後援:栃木市、株式会社下野新聞社、ケーブテレビ株式会社

連絡先
総務省関東総合通信局
情報通信部情報通信連携推進課
(関東ICT推進NPO連絡協議会事務局)
担当:望月、田上
電話:03-6238-1680
FAX:03-6238-1698

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