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【関東総通】e−コムフォKANTO

令和2年2月13日
関東総合通信局

関東総合通信局管内で初めての「地域団体主催のIoT講習会」開催を支援

 関東総合通信局では、このたび、多摩ブルー・グリーン倶楽部(多摩信用金庫)が開催した『「次世代人財育成セミナー」ゼロから学ぶ!IoT』を、総務省「IoT機器等の電波利用システムの適正利用のためのICT人材育成事業」の一環として支援しました。
 本セミナーは、同事業の「地域団体主催のIoT講習会」として関東総合通信局管内で初めて開催されたものです。

 IoTは、企業等の活動において、業務改善や新たな価値・ビジネスの創出を図るためのツールとして、導入・利活用されていくことが期待されています。ユーザ企業等は、IoTの効果的な導入・利活用のため、各種IoT機器を特性・用途に応じて選択できる等の基本的な知識や技術を有し、電波の混信や干渉を発生させずにIoTを運用していくことができる人材の育成が重要となっています。
 総務省は、「IoT機器等の電波利用システムの適正利用のためのICT人材育成事業」として、平成29年度からユーザ企業等を対象とした講習会等を全国で開催しています。
 今年度からは、さらに、正しい知識を有するICT人材の育成を目的としたIoT講習会を地域の団体などが開催する場合に、使用する教材や講習スキーム等をその団体に対して提供するなどの支援をしており、本セミナーは、一環として、多摩ブルー・グリーン倶楽部主催で1月29日(水曜日)に東京都調布市において開催されたものです。
 セミナーでは、国立大学法人電気通信大学 産学官連携センター UECアライアンスセンター運営支援部門 特任教授の中嶋 信生(なかじま のぶお)氏を講師に迎え、「電波」や「無線通信」の基本から、具体的なIoTの導入事例や最新の通信方式などが幅広く紹介されました。参加者からは、「分かりやすい講習でIoT導入とその利活用による効果などが良く理解できた」と好評でした。
 関東総合通信局では、IoT・AIの実装推進や地域経済・社会に身近な分野でのIoTの利活用の推進、人材育成等を通じて、「Society5.0時代の地方」の実現に向け、引き続き、地域と連携してまいります。

《セミナーの様子》 
電気通信大学 中嶋特任教授

《総務省 施策紹介》
関東総合通信局 望月情報通信連携推進課長


連絡先
総務省 関東総合通信局
情報通信部 情報通信連携推進課
(担当)望月、箭内
(電話)03-6238-1680

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