関東総合通信局では、サイバーセキュリティ月間関連行事として、2月18日(火曜日)に経済産業省関東経済産業局及び一般社団法人テレコムサービス協会関東支部との共催により「関東サイバーセキュリティセミナー」を開催し、電気通信関係事業者・中小企業等の団体など80名以上の方々にお集まりいただき、盛況裏に終了しました。
なお、本セミナーは、昨年度まで「関東テレコム講演会」の名称で開催していたものを2月のサイバーセキュリティ月間について、関東経済産業局と共催し、名称を改めて開催したものです。
関東総合通信局
小野寺 昭彦情報通信部長
テレコムサービス協会関東支部
宮崎 重則会長
相川補佐の講演
総務省サイバーセキュリティ統括官室 参事官補佐 相川 航から、総務省で実施している政策としてIoT機器を狙った攻撃に対し、より安全なインターネット利用環境の確保を目指すNICTER、NOTICEと、セキュリティ人材育成のためのCYDERの取組状況について説明いたしました。
西野氏の講演
経済産業省商務情報政策局サイバーセキュリティ課 課長補佐 西野 真一郎氏から、主として中小企業のインシデント対策と、「サイバーセキュリティお助け隊」等の経済産業省で実施している中小企業を守る取組について説明いただきました。
小川氏の講演
独立行政法人情報処理推進機構セキュリティセンター・セキュリティ対策推進部セキュリティ分析グループ グループリーダー 小川 隆一氏から、「サイバーセキュリティ経営ガイドラインVer2.0」の改訂の背景や実践のプラクティス等について、詳細に分かり易く説明をしていただきました。
熊谷氏の講演
株式会社レスキュープラス CEO 熊谷 仁氏から、ダメージコントロールからBCP発動までの準備・行動等の重要性について、ご自身の経験を踏まえてより実践的な講演をしていただきました。ご講演の内容はサイバーインシデント対応との共通点も多く、認識を新たにする良い機会となりました。
経済産業省関東経済産業局地域経済部
五十嵐 悟次長
会場の様子
なお、関東総合通信局では、令和2年6月頃に「関東テレコム講演会」の開催を予定しています。 時宜にかなったテーマ設定で皆様方のご関心に沿った講演会となるよう努めて参りますので、多くの方々の参加をお待ちしております。