【関東総通】e−コムフォKANTO

令和2年7月22日
関東総合通信局

新局長就任のご挨拶(令和2年7月)

 関東総合通信局長に就任いたしました椿 泰文(つばき やすふみ)でございます。

 関東総合通信局では、ICT利活用による地域の課題解決と安心・安全な社会の構築を推進しております。令和2年度は、「ICTで 守ろう未来 つなごう世界」をテーマに「Society5.0の実現」、「安心・安全な社会の構築」、「新たな電波利用ニーズへの対応」を重点施策の大きな柱として、取り組んで参ります。

 わが国では、人口減少・高齢化やこれらに伴う様々な地域課題が存在しております。これからの持続可能な地域社会を創出していくために、5G、光ファイバなどICT基盤の整備を支援し、また、Society5.0を支えるAI・IoT・ローカル5Gなどの革新的技術の社会実装を推進していきます。

 一方、本年は、新型コロナウイルス感染症への対応と新しい生活様式が求められております。新しい働き方として、テレワークに取り組んでおられる企業や団体も多いかと存じます。関東総合通信局としましても総務省テレワーク・サポートネットワーク事業などにより、導入を検討されている皆様のお手伝いをさせていただき、新しい時代の働き方を前進させていきます。

 また、昨年の房総半島に甚大な被害をもたらした台風など、関東地方においても大規模自然災害が頻発しており、災害時での情報伝達手段の確保が非常に重要な課題となっています。今年度から総務省では、「総務省・災害時テレコム支援チーム(MICTEAM)」を立ち上げました。関東総合通信局では、これまでも被災地の地方公共団体へ災害対策用機器を積極的に貸し出し、あわせて職員を地方公共団体へ派遣しております。今後も平常時から、検証と訓練を重ね、さらにきめ細かな支援をしていきます。

新局長顔写真

 最後になりますが、来年に延期となった東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会の成功に向けて、大会運営のために使用される多数の無線機の免許・検査体制を確立していきます。あわせて、クリーンな電波環境の維持について、大会会場及びその周辺での電波監視体制の一層の強化を図る所存です。

 今後も、皆様方のなお一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。


連絡先
総務省関東総合通信局
総務部総務課企画広報室
担当:小笠原、戸田
電話:03-6238-1630

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