【関東総通】e-コムフォKANTO
令和2年9月3日
関東総合通信局
令和2年度新任電波適正利用推進員研修を開催
関東総合通信局では、令和2年8月22日(土曜日)、当局会議室において、今年度新たに委嘱する電波適正利用推進員の研修会を開催しました。
社会のあらゆる分野で電波利用が増加し、国民生活の上でも電波利用が容易で便利になっている一方で、不法・違法無線設備による電波利用を防ぎ、電波利用環境の保護に関する取り組みが大きな課題となっています。
電波適正利用推進員制度は、平成9年度から国と民間のボランティアが一体となって電波の適正利用を推進するために発足したもので、総合通信局長から委嘱を受け、(1)電波の適正な利用等の電波に関する知識について周知啓発をすること。(2)混信その他の無線局の運用を阻害する事象及び電波の安全性に関し、相談を受け、相談窓口の紹介をする等の助言を行うこと。(3)その他電波の適正な利用について総合通信局長に対して必要な協力を行うこと、を役割としています。
関東管内の推進員は、今年度新たに委嘱される17名を加え、全体で201名となります。今回の研修会はWeb会議での参加も可能とし、14名が参加、うち4名がWeb会議で参加しました。
研修では、電波適正利用推進員として活動をする上での注意点などを講習し、電波監視施設の見学を行いました。その後、委嘱状と共に、推進員活動で着用するジャンパーや帽子を受け取りました。
例年では、夏休みを中心にこども霞ヶ関見学デーやNICT夏休み特別公開をはじめ、地域での電波教室や地域イベントでの周知広報活動など推進員の方に協力をお願いする活動が集中する時期ですが、人が密集する活動自体が制限されています。しかし、そのような中でも、新たな生活様式として現状を受け入れ、できる活動を模索して参ります。
※電波適正利用推進員について
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